「なぜ学ぶのか」って問われたら、いいことがあるし楽しいから答えるけど、
実際の「勉強は好き?」って問いには否定もある。
なぜなら、「勉強」は目的が不明確で、知識やスキルの獲得に結びつくイメージがあるためだ。
でも、学ぶことは個別の経験を他の場面にも生かせるようにすること。
例えば、テストでの経験から得た「問題の全体像を把握し、優先順位をつける」ことは、仕事でも役立つ。
学べる人は経験を次に活かせるし、学べない人は都度新たな経験に対処しなければならず、労力がかかる。
学ぶためには基本的な知識とスキルが必要で、それを他の場面にも応用できる「スキル」を身につけることが大切。
勉強で得る知識とスキルは学ぶ基礎であり、省エネできるだけでなく、新たな発見ももたらす。結局、学ぶことは楽しさと同時に、成長と柔軟性を生むものなのだ。