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Teachable Machineの利用方法を紹介します

Last updated at Posted at 2020-11-27

機械学習について学んだので、googleの提供している無料で利用できる機械学習ツールTeachable Machineの使い方をメモしておきます。

Teachable Machineとは?

無料で使える数少ない機械学習のブラウザアプリケーションツール。

出来る事は
1.カメラから読み込んだ画像を使って、モノや表情を認識
2.音声を認識
3.ポーズを認識(2020年11月現在β版に近い存在だそうです)

そもそも機械学習って何?

機械学習という言葉は聞いた事があったのですが、深く理解していなかったのでわかった事を記録しておきます。

学習データがまずは必要

Teachable Machineでいう学習データは、画像のパターンや音声のパターン、ポーズのパターンになります。
ブラウザアプリなので、これらの学習データを簡単に登録させる事が出来ます。

何が出来るのか

登録された学習データをもとに、認識をする事が出来ます。

例えば、グー、チョキ、パーの自分の手のあらゆる角度からの画像をTeachable Machineに登録します。

そんなに何パターンも登録するのは大変?と思う方も安心してください。
動画を撮影している感覚で、Teachable Machineが画像パターンを記録してくれます。
簡単に何パターンも登録出来て面白かったです。

登録した学習データを元に、入力された手がグーなのか?パーなのか?チョキなのか?判断します。
手の形などの外見だけではなく、表情なども認識出来るみたいです。

その他、音声やポーズも認識できるという事で、スクワットしている回数をカウントするという事例もありました。

Teachable Machineの始め方

Teachable Machineへアクセスするとこんな画面が出てきます。

image.png

使ってみる

をクリックしてすぐにスタート出来ます。
会員登録しなくて使える点もすごく良いなと思いました。

画像・音声・ポーズから登録する学習データを選ぶ

Teachable Machineで登録できる学習では
・画像
・音声
・ポーズ
3種類です。登録した学習データを選びます。
image.png

画像プロジェクト

例えばですが、じゃんけんの手を登録する時は、グー、チョキ、パーとタイトルを変えました。
また、クラスを追加で新しい種類のパターンを登録する事が出来ます。
image.png

画像の登録

・ウェブカメラ
・画像のアップロード
どちらからか選べます。

個人的にはウェブカメラがお勧めで、動画を撮る感覚で何パターンも学習データを採取する事が出来ます。

音声

音声の学習データを登録します。
image.png

バックグラウンドノイズ

環境下で正しく音声を認識させるために必須の箇所です。
何もしゃべらず20秒ほど録音をすれば大丈夫です。

録音した後に、サンプルを抽出を押し忘れないように!
image.png

class2

この中に、学習させたい音声を登録していきます。class2の箇所はわかりやすい名前に変える事が出来ます。
他の音声を登録させる時はクラスを追加で、何パターンも登録する事が出来ます。

image.png

最低8種類以上、2秒以上の学習データを登録します。
色々な言い方、声で登録してみました。
image.png

ポーズ

ポーズの登録をした時に紹介していきます。

トレーニング

学習データの登録が終わったら【モデルをトレーニングする】をクリックします。
image.png

モデルのトレーニングが終わるまでは、タブの切り替えはNGです!
image.png

プレビュー

トレーニングが終わるとプレビューで早速認識が開始されます。
おはようの次に、おやすみも登録をしました。

おはようと認識されてる!!!!
image.png

モデルを保存

作成したモデルを保存します。
【モデルをエクスポート】をクリックして開かれたウィンドウで、【モデルをアップロード】します。
どの形でも良いのですが、アップロードしてgoogle driveに保存しておいた方が使う時に簡単に再利用できると思います。
image.png

まとめ

本当に簡単です。
ウェブブラウザで動くので、すぐに試せて面白いです。

ここで作成したモデルを次はnode.jsで扱えってみます!

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