目的
- ShellScriptのfi文で主に使用する比較演算子についてまとめる。
- ShellScriptで数値の大小を比較できるようになる。
この記事のターゲット
- shell scriptを初めて書く方
- shell scriptでif文を書いてみたい方
- 処理でファイルを比較したい方
比較演算子とは
- 変数の数値や文字列、ファイルの比較を行える道具である。
- 数学でいう=>≧<≦を処理で行う時使う。
数値を比較する時
比較演算子 | 意味 |
---|---|
-eq | イコール(=) |
-ne | ノットイコール |
-gt | XXより大きい(A -gt B → AはBより大きい) |
-ge | XX以上(A -ge B → AはB以上)※その値を含む |
-lt | XXより小さい(A -lt B → AはBより小さい) |
-le | XX以下(A -le B → AはB以下)※その値を含む |
文字列を比較する時
比較演算子 | 意味 |
---|---|
= | イコール |
!= | ノットイコール |
ファイルを比較する時
比較演算子 | 意味 |
---|---|
-nt | XXより新しい(A -nt B → AはBより新しい) |
-ot | XXより古い(A -ot B → AはBより古い) |
-e | 存在している |
-d | ディレクトリかどうか |
まとめ
- 初期は比較演算子の文字列と数値の使分けに苦労した。
- しっかり覚えて適宜使い分けるようにしよう!