目的
- iges igsファイルについて軽く調べたので簡単にまとめる
IGESとは?
- データの共通規格のことである。
- 主にCADソフト間でデータをやり取りする際に、本規格にあったデータを用いることにより異なるCADソフトでも同じ様に図形を表示することができる。
- 「Initial Graphics Exchange Specification」を略してIGESとなる。
- 自動車部品のCADデータの中間データとして用いられることが多いらしい。
- 若干違うがJSONになんだか似ていると感じた。
igesとigsファイルの違いは?
- 確証の得られるエビデンスは得られなかったが内容に違いはないと感じられた。
- jpegとjpgと同じ様に拡張子が別ながら同じJPEG規格の画像ファイルであるのと同じである。
- ただしCADソフトの都合上、インポートファイルをigesもしくはigsで限定している場合がある。
iges igsファイルとは?
- IGES規格に準じたCADの中間データのファイル形式のことである。
- 「ファイル名.iges」や「ファイル名.igs」の様なファイルのことである。
iges igsファイルの内容
- 一行80文字で構成されたアスキーテキストファイルである。
- データは5個のセクションに分けて構成されている。
- スタートセクション
- グローバルセクション
- ディレクトリエントリセクション
- パラメータデータセクション
- ターミネートセクション
- テキストファイルなので原理上エディターでの編集が可能である。
IGES規格のファイルが欲しい方
- 金属パーツなどのメーカーさんのWebページではCADデータをIGES規格で公開してくださっている企業さんがある。
- 筆者が試しに取得してみたigsファイルの公開場所を下記に記載する。