概要
- AppFlowの設定にて「エラー処理」の設定にによる振る舞いの違いを簡単にまとめる。
「現在のフロー実行を停止する」の場合
- 送信元のファイルなどに不備があり同期が出来ない場合、フローを失敗として終了する。
- 同期出来ない情報までの他の情報は同期される。
- 同期出来ない情報以降の他の情報は同期されない。
- 転送できなかったデータを書き込むバケットとフォルダを指定しておけば不備があった場合の詳細をファイルとして出力指定くれる。
- AppFlowのフローにはロールバック機能などはない。
- 簡単に説明する
- 送信元のファイルがCSVでデータ部分が4行で構成されていたとする。
- 3行目のデータに不備があり同期出来ない。
- この場合本設定で同期を実行すると1行目と2行目までは同期される。
- 3行目を同期しようとしてエラーとなりフローが失敗終了する。
- 「転送できなかったデータを書き込む」の設定でバケット名とフォルダ名を指定しておけばレポートファイルを出力してくれる。
- 4行目はデータに不備があろうがなかろうが、3行目で失敗終了しているので同期されない。
- 逆に1行目と2行目は既に同期済みのため、フローが失敗終了したにも関わらず同期されている。
「フロー実行を無視して続行する」の場合
- 送信元のファイルなどに不備があり同期が出来ない場合でもフローは続行される。
- 同期出来ない情報までの他の情報は同期される。
- 同期出来ない情報の他の情報も同期される。
- 同期出来ない情報だけが同期されない。
- フローは動悸できない情報があっても失敗終了しない。
- 転送できなかったデータを書き込むバケットとフォルダを指定しておけば不備があった場合の詳細をファイルとして出力指定くれる。
- 簡単に説明する
- 送信元のファイルがCSVでデータ部分が4行で構成されていたとする。
- 3行目のデータに不備があり同期出来ない。
- この場合本設定で同期を実行すると1行目と2行目と4行目は同期される。
- 3行目を同期しようとして不備を発見してもフローは失敗終了しない。
- 「転送できなかったデータを書き込む」の設定でバケット名とフォルダ名を指定しておけばレポートファイルを出力してくれる。