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SQL Laravel 論理削除されたカラムを検索に含めない

Last updated at Posted at 2020-06-29

## 目的

  • Laravelにて論理削除するための設定を行ったDBのテーブルに対するSQLのselect文にてすでに論理削除されたレコードを出力しないwhere条件をまとめる

実施環境

  • ハードウェア環境
項目 情報
OS macOS Catalina(10.15.5)
ハードウェア MacBook Pro (13-inch, 2020, Four Thunderbolt 3 ports)
プロセッサ 2 GHz クアッドコアIntel Core i5
メモリ 32 GB 3733 MHz LPDDR4
グラフィックス Intel Iris Plus Graphics 1536 MB
  • ソフトウェア環境
項目 情報 備考
PHP バージョン 7.4.3 Homwbrewを用いて導入
Laravel バージョン 7.0.8 commposerを用いてこちらの方法で導入→Mac Laravelの環境構築を行う
MySQLバージョン 8.0.19 for osx10.13 on x86_64 Homwbrewを用いてこちらの方法で導入→Mac HomebrewでMySQLをインストールする

前提条件

読後感

  • SQL文でselect句を使用した際に論理削除されたレコードの情報を表示しないようにwhere句の条件が記載できる。

概要

  1. Laravel側からのデータ削除
  2. where句の条件の追加と実行

詳細

  1. Laravel側からのデータ削除
    1. アプリ名ディレクトリで下記コマンドを実行してtinkerを起動する。

      $ php artisan tinker
      
    2. 下記の公式ドキュメントに従い任意のレコードを論理削除する。

      >>> 変数A = App\論理削除を行うレコードが存在するテーブルのデータ操作を行うモデル名::find(削除するレコードのid);
      >>> 変数A->delete();
      
  2. where句の条件の追加と実行
    1. 下記コマンドを実行してMySQLにターミナルからログインする。(MySQLのrootユーザのパスワードを忘れてしまった方はこちら→Mac ローカル環境の MySQL 8.0 のrootパスワードを忘れた時のリセット方法)

      $ mysql -u root -p
      
    2. 下記を実行してこれから実行するSQL文がどのテーブルに対するものなのかを設定する。

      use Laravelアプリに紐づいたDB;
      
    3. 下記を一旦実行してselect句を使用してusersテーブルの内容を出力する。(論理削除のレコードも出力される。)

      select * from users;
      
    4. 下記を実行して論理削除のレコードを除いたusersテーブルの内容を出力する。(deleted_atカラムがnullとして条件付けしたのはdeleted_atは論理削除された日時を格納するカラムなのでnullなら論理削除していないことになるためである。)

      select * from users
      where deleted_at is null;
      

null判定の落とし穴

  1. nullは=を使って判定できない。
    • where deleted_at = null;などの条件だとnullは判定することができない。間違えやすいので注意する。
  2. nullの判定はis nullもしくはis not nullを使用する。
    • =での判定ができないためnullの判定に関しては条件の記載方法が変わることに注意する。
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