概要
AWSのSESにはサプレッションリストなるものが存在する。これはバウンスしたメールアドレスや、苦情のあったメールアドレスが入るリストである。このリストに入っていると、そのSESを使ってメールを送ろうとしてもSESが自動的に判断してメールが送信されない。
このサプレッションリストに入る条件を勘違いしていたのでエビデンスとともに簡単にまとめる。
内容
実はバウンスには種類がある。主に下記の二種類だ。
- ハードバウンス → メールのToのアドレスが無効であり、永続的にメールが届かない状態
- ソフトバウンス → メールのToのアドレスの受信ボックスがいっぱいなどの、一時的にメールが届かない状態
このバウンスのうち、サプレッションリストに入るのは「ハードバウンス」のみである。
自身はソフトバウンスでもサプレッションリストに入ると勘違いしていた。
エビデンス↓
ハードバウンスのみが、アカウントレベルのサプレッションリストに追加されます。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/ses/latest/dg/sending-email-suppression-list.html
参考文献