目的
- Ubuntu16.04には現在JDK8かJDK9の二つがサポートされているが、古いバージョンのJDKをプロキシ環境下で入れる方法をまとめる
- 今回は例としてJDK7を導入する。
実施概要
- PPAリポジトリよりJDK7用のリストを取得
- インストール可能なパッケージの一覧を取得
- JDK7の本体を取得
- JDKのバージョン切り替え
実施詳細
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環境変数にプロキシアドレスを入力
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下記コマンドを実行して環境変数にプロキシのアドレスを入力する。
$ export http_proxy="プロキシアドレス" $ export https_proxy="プロキシアドレス"
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PPAリポジトリよりJDK7用のリストを取得
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下記コマンドを実行してJDK7をインストールするリストを取得する。(オプション
-E
を付けることにより環境変数に格納した値を使用して実行することが可能になる)$ sudo -E add-apt-repository ppa:openjdk-r/ppa ・ ・ ・ >Reading package lists... Done
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インストール可能なパッケージの一覧を取得
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下記コマンドを実行してインストール可能パッケージ一覧を取得する。
$ sudo apt-get update ・ ・ ・ >Reading package lists... Done
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JDK7の本体を取得
$ sudo apt-get install openjdk-7-jdk
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バージョンの切り替え
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複数のJDKバージョンをインストールしているときはJDKのバージョン切り替えを行う(下記の出力があったら、チェンジしたいJDKのバージョンの行の最初に記載されている数字を入力してEnter、今回はJDK7にしたいため1を入力後Enter)
$ sudo update-alternatives --config java >There are 2 choices for the alternative java (providing /usr/bin/java). >Selection Path Priority Status >------------------------------------------------------------ >* 0 /usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/jre/bin/java 1081 auto mode >1 /usr/lib/jvm/java-7-openjdk-amd64/jre/bin/java 1071 manual mode >2 /usr/lib/jvm/java-8-openjdk-amd64/jre/bin/java 1081 manual mode >Press <enter> to keep the current choice[*], or type selection number:
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バージョンの確認
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下記コマンドを実行してJDKのバージョンを確認する。(下記の様になっていればOK)
$ java -version >java version "1.7.0_95" >OpenJDK Runtime Environment (IcedTea 2.6.4) (7u95-2.6.4-3) >OpenJDK 64-Bit Server VM (build 24.95-b01, mixed mode)
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