目的
- Ubuntuのaliasを書く際に先輩に教えてもらった事を忘れないようにまとめる。
- aliasの書く場所をまとめる。
aliasって?
- これを登録しておくとユーザに合わせたコマンドのショートカットの作成が可能になる。
- Ubuntu bashで実行する事のできるコマンド
ll
はすでにll
が入力されたらls -alF
を実行するようにaliasに登録されている。 - aliasを使いこなすと自分好みのコマンドのショートカットを作成することが可能になる。
自分好みのコマンドショートカットを登録したい!どうすればいいの?
- 設定ファイルを直接開き記載してあげる必要がある。
- 設定ファイルは
.bash_profile
や.bashrc
など複数存在する。 - コマンド
ll
などは.bashrc
に記載されている。 - 詳しい方法はmac ターミナル で llコマンドを 実行 できるようにするにまとめた通りである。(タイトルはmacになっていますがUbuntuでも同じ方法で実施可能です。)
aliasは専用の設定ファイルが用意されている
-
実はalias設定のためのファイルがある。
-
初期だと存在しないため、ユーザが作成する必要がある。
-
.bash_aliases
をユーザディレクトリ直下に作成しその中にaliasの設定を記載する事が正しい使い方であるらしい。 -
.bashrc
には.bash_aliases
がユーザディレクトリ直下に存在したら読む処理が存在していた。(知らなかった) -
下記に
.bashrc
の一部抜粋した物を記載する。100行目あたりに下記の記載が存在する。# Alias definitions. # You may want to put all your additions into a separate file like # ~/.bash_aliases, instead of adding them here directly. # See /usr/share/doc/bash-doc/examples in the bash-doc package. if [ -f ~/.bash_aliases ]; then . ~/.bash_aliases fi
具体的な実施方法
- shellを先起動させるためのコマンド
exec $SHELL -l
をコマンドreload
で実行できるようにaliasを.bash_aliases
に登録する手順を下記に記載する。(※エディタはviをする)
-
下記コマンドを実行してユーザディレクトリ直下に移動する。
$ cd
-
下記コマンドを実行してユーザディレクトリ直下に
.bash_aliases
ファイルを作成する。$ vi .bash_aliases
-
開いた
.bash_aliases
ファイルに下記の内容を追記する。alias reload='exec $SHELL -l'
-
terminalで下記コマンドを実行してaliasが登録されていることを確認する。
$ reload
-
前述のこまんどを実行して
command not found
などが出なければ正常にaliasが登録されている。