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スーパーの売場で動物を探してみよう!

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みなさま、こんにちは!
最近ARについて学びました。ARを何か業務で役立てられないかと思い考えてみました。

来店されたお客さまを楽しませたい

私はスーパーマーケットの店舗に勤務しています。来店されるお客さまの年齢層は幅広いのですが、お子さま連れも多く、少しでも楽しんでもらえるよう、ハロウィンやクリスマスでは店舗独自で子ども向けのイベントを実施しています。(クイズに答えて正解したらお菓子プレゼント!など)
そのイベントに今回のARを活用できるのでは、と思いAR作成にチャレンジしました。

完成したもの

使用したツール

・Tripo Studio
・palanAR

制作過程

①Tripo Studioで3D画像を作成

会員登録後「3Dモデルを生成」を選択します
無料版は1日3回まで生成可能です。課金すればもっと精度の高いモデルを生成出来そうですが、私は無料で頑張ります。
image.png

画面左の「3Dモデルを生成」より、「ワンクリック」・「テキストから3D」を選択。
作りたいイメージを入力し、「確認」を押す。
image.png

「構築&調整」を選ぶと、画像を生成したあと自分で色や質感などを調整できるのですが、機能を使いこなすのが難しかったでs:sweat:「ワンクリック」の方はAIがすべて作成してくれるので、初心者は特にこちらがオススメです。

AIが3Dのイメージを作ってくれました。あら、かわいい:heart_eyes:
これでよければ「生成」を選択します。
image.png

同じテキストでも再度AIに作ってもらったらデザインが微妙に変わりました。
こちらの方が可愛かったので、このパンダを採用🎵
生成したら画像下にある「エクスポート」したら完了です!
image.png

ついでにもう1つ、ゾウを生成しました。
image.png

ちなみに、「画像から3D」で持っている画像をアップロードして生成してみました。
正面はいい感じに仕上がったのですが…
image.png

お母さんゾウの後ろ足が大変なことになっていたので不採用に。
直し方があったのかもしれませんが、時間がなかったので断念しました:cold_sweat:
image.png

以上で「Tripo Studio」の作業は終了です。

②palanARを使ってARを作成

ノーコードで簡単にWebARを作成できる「palanAR(パラナル)」を使用します。
無料版では3つまで作成可能で、4つ以上作る場合は課金が必要です。

では作成スタート!

アカウントにログイン後、「AR新規作成」→「ARマーカー」を選択。
今回はマーカーを認識してARを表示するものを選びました。
image.png

「シングルマーカー」を選び、作成開始!
初めはマルチマーカー(一度で複数のマーカーを認識)で制作しましたが、私のスマホが悪かったのか上手く作動せず断念しました:sweat:
image.png

プロジェクト名を入力します。
image.png

ARマーカーの黒枠の太さを選択。
マーカーに画像を加えられるようですが、画像によっては読み取りにくくなる可能性があるので、こちらは変更しませんでした。
image.png

「ファイルから追加」→作成した画像を追加。
画面右の「プロパティ」で大きさや配置を調整します。終わったら「保存」→「AR体験」を選択。
image.png

スマートフォンでQRコードを読み込んだらARマーカーを映し出来栄えを確認します。
よろしければお試しくださいませ:bow:

パンダ
image.png

ゾウ(ゾウの色が何故か暗いです)
image.png

こんな感じでパンダが出現しました:panda_face:かわいい♡
ゾウは色が暗い!
生成した3D画像の色はグレーだったのですが、palanARにアップロードした時点で暗かったので、画像自体に問題があるのかもしれません。
image.png

以上で「palanAR」の作業は終了です。

実際に売場で試してみました

せっかくなので、重点商品のカレーと魚肉ソーセージの売場に出現させてみました。
不思議な光景!面白いですね~
image.png

職場メンバーの感想・意見

実際に何名かに試してもらいました。皆さん楽しそうでした。

H店長
とても面白いアイディアだね!使用する画像が著作権に引っかからないように気を付ければ、今後のイベントに活用出来そう!動物の種類を増やせるともっといいですね。

同じ部門のSさん
面白い!無料で作れるんだね。スマホで簡単に見ることが出来ていいね。

他部門のMさん
すごい!ARを自分で作ることが出来るんだね!イベントで活用できそうだねぇ。

振り返り、そしてAR活用の未来

反省点

反省点は2つあります。
1つ目はTripo Studioで生成したゾウの画像の暗さを修正出来なかったことです。何度かアップロードを試しましたが暗さは改善されず、時間が足りなかったのでギブアップとなりました。生成を一からやり直すか、生成後に色をもう少し修正すれば改善できたかもしれませんが、Tripo Studioを使いこなすまでにまだまだ時間がかかりそうです。

2つ目はpalanARのマルチマーカー(一度で複数のマーカーを認識)が上手く作動せず諦めたことです。何度か試したのですが、マーカーを映してもパンダが出現するけどゾウはなかなか出現しませんでした。スマホの調子が悪かったのか、何か不具合が生じたのか…マルチメーカーで作りたかったです。

それでもpalanARで作ったARを職場メンバーに楽しそうに試してもらえた点はよかったです。もっと動物の種類を増やしてメンバーの反応を見てみたかったのですが、無料版では3つまでしか作成出来なかったのでこの点に関しては残念です。課金をしたら楽しそうなツールだなと思いました。

こんなイベントを考えてみました

その名も「動物探しにレッツゴー!」
店内に〇種類の動物がいます。何の動物がいるでしょうか?動物がいるマーカーを見つけたらQRコードで読み取ってチェック!全問正解したらお菓子をプレゼント!(設置場所のヒントを記載)

もしARを使ってこのイベントを実施できたら…
動物を増やしてマーカーを各部門の売りたい商品の売場に設置し、売りたい商品を見てもらう作戦が出来そうです。さらにお客さまが楽しみながら売場全体を歩いてもらうついでに、様々な商品を手に取って買い上げ点数アップにつなげることが期待出来るのではと思いました。イベントを実施することでお客さまの来店動機にもつながりそうです。

ARの活用によって販売促進につながる未来が見えた、そんな体験が出来ました。
以上、ここまでご覧いただきありがとうございました:elephant::panda_face:

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