はじめに
技術書でもしたためようとRe:VIEW Starterをインストールしました。
そこで、gem installで手間取ってしまった話とその解決方法を書きます。
困ったこと
しかし、Re:VIEW StarterはRe:VIEW 2.5をサポートしており、3.0や4.0はサポートしていません。
まちがって、下記のコマンドで
gem install review
最新のreviewをインストールしてしましたが動きませんでした。なので、
gem uninstall review
で削除しました。そして、バージョン指定で入れ直してみました。
gem install review --version=2.5
が、下記のようにパーミッションエラーが起こりました。
$ gem install review --version=2.5
ERROR: While executing gem ... (Gem::FilePermissionError)
You don't have write permissions for the /Library/Ruby/Gems/2.6.0 directory.
解決方法
このエラーコードで検索をかけると、「gem installでpermissionエラーになった時の対応方法」がヒットし、参考になりました。
なるほど...rbenvでrubyを管理した方が良いということがわかりました。
システムのrubyを利用しているため、権限不足でgemのインストールができない可能性が高い...
ルート権限でシステムのRubyにインストールをしてもいいのですが、開発環境ではrbenvでrubyを管理することをおすすめ...
上記の記事の手順に従って、ターミナルからインストールを進めます
brew update
brew install rbenv ruby-build
下記のコマンドで最新のバージョンを確認して
rbenv install -l
rubyをインストールしました。
rbenv install 2.7.2
バージョン2.7.2を下記のコマンドでグローバルで利用するように変更しました。
rbenv global 2.7.2
下記のコマンドで確認すると、変更されていることが確認できました。
rbenv versions
system
* 2.7.2 (set by /Users/takudooon/.rbenv/version)
rbenvにパスを通す
rbenvにパスを通すため、シェルの設定ファイル(.bashrcや.zshrc)に以下を追加します。
上記の.bashrcがどこに探しても見つからず、悩みました。
検索していると「bundle installしてもpermissionsエラーが起きるときの対処法」という記事がヒットしこちら参考になりました。
viコマンドで設定ファイルをひらけて、
vi ~/.bash_profile
rbenvにパスを通すために下記の設定ファイルの/.bash_profileに書き込みました。
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"
そして,下記のコマンドでシェルを再起動しました。
exec $SHELL -l
おわりに
上記の方法で無事Re:VIEW Starterを動かすことができ、vscode上でpdf出力をすることができました。