55
30

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

GitHub Copilotとは?

ソースコードリポジトリで有名なGitHubが提供しているプログラミング支援AIツールです。
2021年ごろから提供開始されていたため、ChatGPTなどの生成AIがブームになる前から話題になっていましたね。

技術としてはOpenAIのプログラミング専用モデルCodexが利用されています。

主な利用方法としては、Visual Studio Codeなど開発者が実際にプログラミングするツール(開発環境)にプラグインとしてこのGitHub Copilotを有効にし、コード入力の補完などを実現します。

最近聞くGitHub Copilot Xって何?

2023年3月、生成AIブームの勢いが止まらないなかでGitHub Copilot Xが発表されました。
これはGPTモデルの新バージョン導入に加え、チャットや音声入力などコード補完に限らない様々なプログラミング支援を行えるCopilotの機能拡張の総称としてのアナウンスでした。

現在は申請した人のみWaitlistに登録され、段階的にテクニカルプレビューの利用が承認される形になっています。

GitHub Copilotの利用方法

GitHubアカウントでCopilotを有効化

最初にCopilotのプランを選んでサインアップする必要があります。
個人用(for Indivisuals)とビジネス用(for Business)があり、個人用で月額1,400円ほど。30日の無料トライアルもあります。また、学生は無料で利用できるようです。

私の場合はGitHub Copilot for Businessに登録しているOrganization所属のアカウントを今回利用しました。

スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.11.29 午後.png

VS CodeにCopilot拡張機能をインストール

Copilotを有効にしたGitHubアカウントVS Codeにサインインし、GitHub Copilot拡張機能をインストールします。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.17.38 午後.png

VS CodeのステータスバーにCopilotちゃんアイコンが表示されたら、無事に有効化できているはずです。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.21.16 午後.png

実際にコードを書いてみよう!

適当に test.py ファイルを作成し空のPythonコードを書き始めてみます。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.23.26 午後.png

いきなりコメントで「ランダムな数字を表示する」と書いてみます。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.25.34 午後.png

改行すると、薄い文字で import 句がサジェストされてきました。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.26.20 午後.png

Tabキーでサジェストを承諾し、さらに改行すると続きのサジェストが出現します。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.27.24 午後.png

Tabキーでサジェスト承諾し、また改行すると次のサジェストはなぜかバッククォート3つ。
ただ、コレすでに動きそうです。試しにデバッグ実行してみましょう。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.29.16 午後.png

右上のデバッグボタンを押すと、ターミナル上に整数がプリントされました!
2回押してみましたがちゃんとランダムに出力されています。
スクリーン ショット 2023-06-17 に 21.33.35 午後.png

最後に

これは便利ですね。
ChatGPTとうまく組み合わせて、最初にゼロからサンプルコードをまとめて生成する部分はChatGPTに頼み、細かいコード修正や追記にGitHub Copilotをガッツリ活用する、というスタイルも効果的かも知れません。

55
30
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
55
30

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?