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お題は不問!Qiita Engineer Festa 2023で記事投稿!

ローカル環境でQiitaが書けちゃう「Qiita CLI」が登場! GitHub Actionsも早速試してみた

Last updated at Posted at 2023-06-30

Qiita公式Twitterでアナウンスされていた、こちらの機能を早速使ってみたので紹介です!

Qiita CLIとは?

Qiitaの記事投稿などをPCのローカル環境で実施できるコマンドラインツールです。

通常、Qiitaの記事投稿はPCをインターネットに接続した状態でWebブラウザからQiitaサイトへアクセスして行いますが、このQiita CLIを使えばPCローカルで記事をMarkdownファイルに執筆し、コマンドでQiitaサーバーへ送信することができます。

Qiita CLIを使うメリットは?

オフライン環境でも記事の執筆やプレビューができる

  • インターネットに繋がっていない飛行機や新幹線の中でも、プレビューを見ながらQiita記事が書ける!

自分の好きなMarkdownエディタ環境で記事が書ける

  • いつもコードを書いているお気に入りのエディタでQiita記事が書ける! 実家のような安心感。
  • VS Codeの拡張機能も活用可能。
    • Markdown用のリンターやフォーマッターを使ったり…
    • GitHub Copilotにヒントをもらいながら記事執筆できるかも?

自分の好きなGitリポジトリでバージョン管理やCI機能が使える

  • GitHub上で記事のバージョン管理が可能!
  • GitHub Actionsを使った自動デプロイが使える! 更新記事をpushしたら自動でQiitaへ反映。

導入手順

詳細は公式Readmeをご参照ください。
また、ベータ版のため正式リリースまでに破壊的変更が入る可能性がある旨、アナウンスされています。

前提条件

  • M1以降のMacを前提とします
  • エディターはVS Codeを使用
  • Node.js v18.0.0以上がインストールされていること

GitHubの設定(スキップ可)

  • 自分のGitHubアカウントにQiita執筆用のリポジトリを作成
  • リポジトリ設定からGitHub Actions実行用のシークレットを設定
    • キー名: QIITA_TOKEN
    • キー取得方法: Qiitaの 設定 > アプリケーション > 個人用アクセストークン より発行

作業用PCの初期設定

  • Qiita執筆用ディレクトリを作成(もしくは前述のリポジトリをクローン)
  • Qiita CLIのインストール( npm install @qiita/qiita-cli
  • Qiita CLIのログイン( npx qiita login
    • Qiitaの 設定 > アプリケーション > 個人用アクセストークン より発行したトークンを入力
  • GitHub設定ファイルの作成( npx qiita init ) ※スキップ可
    • 自分のGitHubリポジトリへプッシュしましょう
  • Qiita Previewの起動( npx qiita preview
    • 起動すると記事ファイルがQiitaからダウンロードされてきます

記事の投稿・更新

  • WebブラウザからQiita Previewへアクセス( http://localhost:8888/
  • Web GUI上の 新規記事作成 ボタンを押すと public ディレクトリ内に記事ファイルが作成されます
  • 記事ファイルの執筆中は、上書き保存するたびにWeb GUI上でプレビューが自動更新されます
  • 記事ファイルを執筆できたら、Web GUI上の 記事を投稿する ボタンを押すとQiitaに投稿(や更新)できます

※記事の削除はQiita CLIやQiita Previewからは実施できないようです。できちゃったら事故りそうで怖いので、安全でいいですね!

GitHub Actionsで記事の自動デプロイにチャレンジ!

"CI/CD"の形でよく聞くCD(継続的デリバリー)ツールとして有名なGitHub Actions。
実は使ったことないよ!という方はこれを機にQiitaでActionsしてみましょう。

手元で検証したところ、記事の投稿はActionsからは実行できないようなので更新操作を試してみます。

手順

  • 既存の記事ファイルの内容をローカルで更新します

※この記事をモルモットにしてみました。

赤枠部分が今回加筆した箇所です。
スクリーン ショット 2023-07-01 に 00.04.44 午前.png

  • ファイルを上書き保存して、GitHubのmainブランチへ変更をプッシュします

スクリーン ショット 2023-07-01 に 00.09.31 午前.png

  • ブラウザでQiitaサイトの自分の記事を確認してみると、確かに更新されています!

スクリーン ショット 2023-07-01 に 00.11.00 午前.png

GitHub Actionsの履歴を見ると、ちゃんと動作してくれていたようです。
スクリーン ショット 2023-07-01 に 00.13.02 午前.png

※補足: 記事の自動アップデート後は、GitHub Actionsによってリモートリポジトリ上の記事ファイルが一部更新されます(更新時刻の自動追記)。ローカルとの競合を避けるため、リモート側の変更をこまめにfetchされることをオススメします。

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