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AWS re:Invent 2023 4日目のアプデ特集(myApplications、Inspector CI/CD等)

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クラウドサービスAWSで最大の年次カンファレンス「AWS re:Invent」が2023年も開幕しました🎉

私は昨年までオンライン配信で楽しんでいましたが、今年は初めて現地ラスベガスに訪問できましたので、会場でしか聞けないナマ情報も含めてお届けします!

発表直後のサービスや、現地で口頭でのみ聞き取った情報なども多いため誤りを含む可能性があります。あらかじめご了承くださいますと幸いです。

初日〜3日目分はこちらをどうぞ。

4日目のキーノートはAmazonのクセ強CTOからの発表!

木曜朝は例年、AmazonのCTOであるワーナーさんからエンジニア心をくすぐるアップデート&エモい話が展開されます。

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すでにYouTubeでアーカイブ動画も公開されています。

大きめの発表は以下でした

オブザーバビリティ関連

  • AWS Management Console myApplications
  • Amazon CloudWatch Application Signals

開発者ツール関連

  • Amazon SageMaker Studio Code Editor
  • AWS Application Composer in VS Code
  • Amazon Inspector CI/CD Container Scanning

各アプデを簡潔にまとめ!

AWS Management Console myApplications

今回のワーナー基調講演の前半は「コストを意識した設計」にフォーカスを当てて熱く語られていました。放っておけば儲かるはずのベンダーが、無駄遣いするなよというメッセージを自ら出してしまうのはアマゾンらしいですね。

クラウドの利用コストを最適化するには、そもそも現状の可視化ができていないと始まらないというメッセージのあとに発表されたのがこの機能です。

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一言でいうと「AWS上のリソースをアプリケーションという単位でくくって利用状況を可視化できる」マネコン用のウィジェット機能です。

例えば従来でもCloudWatchやCost Explorerなどを用いてAWSリソースの利用状況を可視化することはできたものの、AWSアカウント上に複数種類のワークロードが存在する場合でも「アプリケーション」という単位で切り出して可視化することにより、リクエストやメトリクス、コストなどを意味のある傾向として把握できるようになります。

Amazon CloudWatch Application Signals

一言でいうと「分散アプリケーションの性能やSLOを可視化してくれるダッシュボード」です。これまでもAWS上ではX-RayなどのAPM(アプリ性能監視)機能は提供されていましたが、より簡単にKubernetesワークロードにAPMを導入し、さらにSREのプラクティスとしても有名なSLOを可視化することができるようです。

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最近New RelicやDatadogなどサードパーティの監視系SaaSではSLO可視化機能が標準で提供されていますが、AWSの機能でもそれに近いことができることになりそうです。

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現状は公開プレビューで、かつ導入できるリソースがKubernetes限定(Amazon EKSもしくは独自クラスター」となっています。おそらく実装にKubernetesエコシステムをうまく活用して開発している機能なのかもしれません。

Amazon SageMaker Studio Code Editor

AWS上で機械学習用の開発環境を提供しているサービス「SageMaker Studio」では元々ウェブUIが提供されているのですが、今回VS CodeのOSS版がそこへ組み込まれたことによって、ブラウザ上からVS Codeお拡張機能などを活用して機械学習のコーディングができるようになったとのこと。

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AWS Application Composer in VS Code

AWSのマネコン上でGUIからローコードでサーバーレスアプリケーションを構築できるApplication Composerが、ウェブUIだけでなくVS Codeからも操作できるようになったというアップデートです。

実態はVS Codeの拡張機能として提供されます。

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ちなみにApplication Composerは昨年のre:Invent 2022で同じくワーナーの基調講演で発表された機能ですが、私も紹介記事を書いていますのでよければご覧ください。

Amazon Inspector CI/CD Container Scanning

AWSリソースの脆弱性を検査してくれるマネージドサービスInspectorが、コンテナアプリケーションの開発時にCI/CDパイプラインに組み込む形でコンテナスキャンを実施できるようになりました。

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これによって、コンテナイメージに潜む脆弱性を開発中のより早い段階で気付けるようになりますね。最初はJenkinsやTeamCity用のプラグインのほか、任意のツールから呼び出せるAPIが提供されているとのこと。

今年のキーノートは以上!

来週12/6(水)のお昼に、ラスベガスで共に学んだ仲間とアップデートをおさらいするオンライン勉強会を企画していますので、ご興味あれば是非ご参加ください👍

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