最後まで生成AIバトルで盛り上がった2023年!
2023年11月は生成AI各社の大きなアップデートが盛りだくさんでした。
- 11月上旬に行われたOpenAI DevDayでは最新モデルの性能強化版「GPT-4 Turbo」が発表。それまでライバルのClaudeに大きく離されていたコンテキストウィンドウ(トークン上限)も、入力のみですがClaude 2.0をギリギリ上回るスペック(128k)に調節してきました。すでにAzure OpenAI Service上でもプレビュー提供されています。
- 11月下旬にはOpenAI対抗馬のAnthropic社から最新モデルClaude 2.1が発表。GPT-4 Turboに一瞬上回られたコンテキストウィンドウも倍増(100k → 200k)させてカーチェイス状態です。こちらもAWSのAmazon Bedrockで早くもGAされています。
GPT-4に比べるとClaudeの賢さは微妙なのか?
私はシステム開発の実務においてAWSで生成AIアプリケーションを開発することが多いのですが、そうすると言語モデルも同じプラットフォーム上で利用可能なClaude on Bedrockを採用するケースが増えます。
そんなときに関係者の声を聞いていると「やっぱりOpenAIのGPTシリーズが一番賢いイメージがあるので、BedrockのClaudeだとなんか不安」というコメントをもらうことがあります。私も気持ちは結構分かります(笑)
ただ、みな印象で語るもののちゃんとプロンプトを投げ比べて検証したことある方って多くない気がするので、今回実用的なプロンプトを2種類ほどGPT-4とClaude 2.1に入力して回答を比べてみました。
- GPT-4: ChatGPTを利用
- Claude 2.1: Amazon Bedrockのプレイグラウンド機能を利用。
Maximum length
値のみ2048に引き上げて、回答が途切れないようにしています。
ケース① AWS Billing Conductorのアップデートを解説させる
今週のAWSのアップデートで以下のようなリリースがありました。
そもそも英語なので読みづらいし、そもそもBilling Conductorって何だっけ?となったので、これは格好の生成AIに聞いてみよう案件です。
共通して最初に投げかけたプロンプトは以下です。
このアップデートは何が嬉しいの?
AWS Billing Conductor now provides margin analysis reports for AWS services
Posted On: Dec 14, 2023
Starting today, AWS Billing Conductor (ABC) customers can analyze the margins (realized savings) for each AWS service their accounts are using. ABC calculates margin by evaluating the difference between the proforma “charged amount” calculated by the service, and the invoiced costs for accounts in billing groups. Margin values can be positive or negative. For example, customers purchasing Compute Savings Plans within their management account can evaluate the savings rate of those purchases for each covered service relative to their AWS invoiced amount. This analysis will simplify customers’ chargeback method and drive deeper understanding of where they are achieving savings.
AWS Billing Conductor is available in all commercial AWS Regions, excluding the Amazon Web Services China (Beijing) Region, operated by Sinnet and Amazon Web Services China (Ningxia) Region, operated by NWCD. To learn more about AWS Billing Conductor, visit the product page, or review the User Guide and API Reference.
GPT-4とのやりとり
最初は英語で返ってきてしまいました。
The recent update to AWS Billing Conductor, which now provides margin analysis reports for AWS services, brings several exciting benefits:
1. **Detailed Margin Analysis**: Customers can now analyze the margins or realized savings for each AWS service they use. This feature allows for a granular understanding of cost savings and expenditures on a service-by-service basis.
2. **Calculation of Margins**: AWS Billing Conductor calculates the margin by comparing the proforma “charged amount” with the actual invoiced costs. This helps in identifying the real financial impact of using various AWS services.
3. **Positive or Negative Margins**: The margin values can be either positive or negative, offering a clear picture of where a customer is saving money and where they are spending more than expected.
4. **Evaluation of Savings Plans**: Particularly beneficial for customers who purchase Compute Savings Plans, this update enables them to assess the savings rate of these plans for each covered service in relation to their total AWS invoiced amount.
5. **Simplification of Chargeback Methods**: With this analysis, customers can simplify their chargeback methods, making it easier to allocate costs within their organization.
6. **Deeper Understanding of Cost Savings**: The margin analysis report aids in gaining a deeper understanding of where savings are being achieved, which is crucial for efficient financial planning and management.
7. **Availability**: AWS Billing Conductor with this new feature is available in all commercial AWS Regions, which broadens its accessibility to a wide range of customers.
8. **Resources and Documentation**: To support this update, AWS provides a comprehensive User Guide and API Reference, making it easier for customers to integrate and leverage this new feature in their AWS usage.
Overall, this update is beneficial for AWS customers seeking a more detailed and nuanced understanding of their AWS service costs and savings, enabling better financial management and decision-making.
日本語で
AWS Billing Conductorの最近のアップデートは、AWSサービスのマージン分析レポートを提供するようになったことで、いくつかの嬉しい点があります:
1. **詳細なマージン分析**: 顧客は、使用している各AWSサービスのマージンや実現した節約を分析できるようになりました。これにより、サービスごとのコスト節約と支出を詳細に理解できます。
2. **マージンの計算**: AWS Billing Conductorは、プロフォーマの「請求額」と実際の請求額との差を比較してマージンを計算します。これにより、さまざまなAWSサービスの使用による実際の財務影響を特定できます。
3. **正または負のマージン**: マージン値は正または負のいずれかであり、顧客がどこでお金を節約しているか、予想以上に支出しているかの明確な画像が提供されます。
4. **セービングスプランの評価**: コンピュートセービングスプランを購入する顧客にとって特に有益で、これらのプランの各サービスに対する節約率を、総AWS請求額と比較して評価できます。
5. **チャージバック方法の簡素化**: この分析により、組織内でのコスト割り当てを容易にするため、チャージバック方法を簡素化できます。
6. **コスト節約の深い理解**: マージン分析レポートは、効率的な財務計画と管理に不可欠な節約が達成されている場所をより深く理解するのに役立ちます。
7. **利用可能性**: この新機能を備えたAWS Billing Conductorは、すべての商用AWSリージョンで利用可能で、幅広い顧客にアクセス可能です。
8. **リソースとドキュメント**: このアップデートをサポートするために、AWSは包括的なユーザーガイドとAPIリファレンスを提供しており、顧客が新機能をAWSの使用に統合し活用するのを容易にします。
全体として、このアップデートは、AWSサービスのコストと節約についてより詳細かつ繊細な理解を求めるAWS顧客にとって有益であり、より良い財務管理と意思決定を可能にします。
そもそもABCって何でしたっけ?
AWS Billing Conductor(ABC)は、Amazon Web Services(AWS)が提供するツールで、クラウドコストの管理と請求プロセスのカスタマイズを可能にするサービスです。具体的には以下のような機能を提供します:
1. **カスタマイズされた請求書**: ABCを使用すると、企業はAWSの使用状況に基づいた詳細な請求書を生成できます。これにより、特定のプロジェクト、部門、または顧客に対するコストの割り当てが容易になります。
2. **透明性と可視性の向上**: 顧客は、AWSの利用に関するデータを詳細に分析し、どのサービスにどれだけの費用がかかっているかを正確に理解できます。これにより、コスト管理と最適化が向上します。
3. **チャージバックとショーバック**: ABCを利用すると、組燔内のさまざまな部署やチームが使用したAWSサービスのコストを正確に割り当てることができます。これは、内部的な財務管理に役立ちます。
4. **料金モデルのカスタマイズ**: ABCを使用すると、企業は独自の料金モデルを作成して、サービスやリソースの使用に基づいて料金を設定できます。これにより、顧客に対してより透明で理解しやすい請求体系を提供できます。
5. **レポートと分析ツール**: ABCは、コストに関するレポートと分析ツールも提供します。これにより、組織はコスト削減の機会を特定し、財務効率を高めることができます。
AWS Billing Conductorは、特に大規模な組織や、多くのAWSサービスを利用する企業にとって有益です。コストの透明性を高め、より効果的な財務管理を実現するための重要なツールとなります。
特に指定せずともマークダウン形式で見やすくリストアップしてくれました。
Claude 2.1とのやりとり
こちらは一発で日本語回答してもらえました。
このAWS Billing Conductorのアップデートでは、以下の点が嬉しいことが強調されています。
- AWSサービスごとのマージン(実現された節約)分析レポートを提供し始めた。これにより、顧客は各AWSサービスの節約効果をより深く理解できるようになる。
- コンピュートセービングプランの購入による節約効果を、課金額との比較で評価できるようになった。これにより課金方法の分析が簡単になる。
- AWSの請求額と比較した、各サービスでの節約率を分析できるようになった。これによりどのサービスで節約効果が高いかがより理解しやすくなる。
要約すると、AWS利用コストの分析がより詳細にできるようになり、節約効果の把握と課金管理がしやすくなった点が大きな嬉しいポイントだと思います。
そもそもABCって何でしたっけ?
AWS Billing Conductor(ABC)は、AWSの課金とコスト管理を支援するサービスです。
主な特徴は以下の通りです。
- 複数のAWSアカウントの課金データをまとめて分析できる
- 課金グループを設定し、部門やプロジェクト単位でコストを管理できる
- 予算設定とアラート機能でコストコントロールがしやすい
- 複数の料金プラン(オンデマンド、サービングプラン等)の適用状況を把握できる
- 請求前に予測請求額が分かるため、予算超過を防げる
つまり、企業利用者がAWSの複雑な課金体系を管理・最適化するためのツールだと理解できます。
個人利用者よりも、AWSの請求額が大きな企業利用者にとってコスト見える化と管理が課題になりやすいため、それを支援するサービスがABCなのですね。
ABC自体の補足解説もよりシンプルですね。
ここは好みやユースケースで長短が分かれそうです。プロンプトエンジニアリングで調節もできそうですね。
ケース② やたら長いメルマガを自分向けに抜粋させる
母校からOB向けのメルマガが定期的に来るのですが、結構長いのであまりちゃんと読んだことがありません(笑)
ただ、自分の卒業した外国語学部に関するトピックだけでも拾っておきたい気持ちになり、生成AIに抜粋をお願いしてみました。
共通して最初に投げかけたプロンプトは以下です(折りたたみ)
以下のメルマガから外国語学部のOBに関係ありそうな内容だけを簡単にまとめて?
大阪大学 卒業生メールマガジン【OUMail News】Vol.134 2023年12月15日発行
※本マガジンはHTML形式で配信しています。
※バックナンバーはこちら(大阪大学公式HP内メールマガジン特設サイト。全文をレイアウトしたWEBページです)
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日が暮れるのが一段と早くなり、朝晩の寒さに冬の訪れを感じる今日この頃。2023年も残すところあとわずかとなりました。皆様にとってどのような一年でしたでしょうか。
今年は4年ぶりに対面でホームカミングデイを開催し、キャンパスで皆様をお出迎えできたことを嬉しく思います。当日の様子は特設サイトにて公開中ですので、母校に思いを馳せながらご覧いただけますと幸いです。
来年が皆様にとって幸多き年となりますようお祈り申し上げます。今年もメールマガジンをご愛読いただきましてありがとうございました。
来年も様々な話題をお届けしてまいりますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
―■―■―■―Vol.134(2023年12月15日発行)目次―■―■―■―
【1】阪大ニュースフラッシュ
- 大阪大学栄誉教授の称号付与式を行いました
- 令和5年度大阪大学賞表彰式を開催
- Highly Cited Researchers2023に本学の研究者が選出されました
- 大阪大学と大阪府およびダイキン工業株式会社で、大阪府内のZEB化推進に係る連携協定を締結しました
- imec Luc President&CEOと本学西尾総長が会談~両機関の連携第2ステージへ~
- Dialogue第6弾「GaNを制するものが、未来を制する。地球環境と日本経済を好転させ得る、窒化ガリウム結晶の可能性。」を公開!
- 2050年の未来を研究者はどう考えるか?「OU RESEARCH GAZETTE」第2号発行
- 生体内抗体を抗原送達キャリアとして用いた新たな経鼻ワクチンの開発(Resouより)
【2】卒業生ニュース
- 「大阪大学ホームカミングデイ2023」アンケート協力の御礼
- 山崎 聖司准教授(2015年薬学研究科修了)が2023年度日本感染症医薬品協会奨励賞を受賞
- 福地 高明さん(2023年工学研究科修了)がUSE2022論文賞を受賞
【3】在学生も元気です
- 課外活動インタビュー:大阪大学交響楽団~迫力と感動の演奏に誇り、地域に感謝
- 令和5年度西尾総長と学生の対話会(第4回)を開催しました
- 大阪大学ロボット製作団体「Robohan」NHK学生ロボコンにて特別賞受賞(マイハンダイアプリ「まちかねっ‼」より)
- 阪大生が各学会等で受賞!
【4】大阪大学の風景
- 食堂「さわらび」惜しまれながら閉店
【5】大阪大学イベント情報
- 第12回 阪大ワニカフェ「歴史学は未来を語ることができるのか?」(同時開催:大阪大学医学部合奏団クリスマスコンサート) (12/24)
- 「みのおFM」に感染症研究の忽那教授が31日出演
- 第18回 接合科学カフェ 「こんなこともやっている!?~まさかこれが原料に?地球に優しい新素材~」(1/17)
- 大阪大学シンポジウム&第5回CiDERシンポジウム「パンデミックの“今”と“これから”ー私たちは次の感染症にどう備えるかー」(2/3)
- 大阪大学シンポジウム サントリーグループと大阪大学の連携協定を記念する公開シンポジウム「『いのち』と『くらし』を守る持続可能な未来社会の創造ペットボトルのサステナブル化から循環型・脱温暖化社会を考える」(2/5)
【6】同窓会掲示板
- 【工】豊田会長による同窓生へのインタビュー! シリーズ『会長インタビュー』
- 【外】外国語学部同窓会の総会を開催しました(11/11)
【7】未来基金ニュース
- 【達成御礼】「日本の近代化と感染症対策の原点、適塾の建物を後世に守り伝えたい!」
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【1】阪大ニュースフラッシュ
◆ 工学研究科の山内教授、蛋白質研究所の関口教授に
―――大阪大学栄誉教授の称号付与式を行いました
工学研究科の山内 和人教授、蛋白質研究所の関口 清俊寄附研究部門教授に、大阪大学栄誉教授の称号を付与しました。「大阪大学栄誉教授(Osaka University Distinguished Professor)」の称号は、著名な賞を受賞するなど、本学の教育、研究及び社会貢献の推進に先導的な役割を担う本学の現役の教授及び大阪大学特別教授の称号付与者に対して付与されるものです。
11月22日に総長室(吹田キャンパス)にて称号付与式を開催し、総長から盾が授与されました。
⇒本学News記事はこちら
⇒大阪大学栄誉教授一覧のページはこちら
◆ 令和5年度大阪大学賞表彰式を開催
11月22日に大阪大学コンベンションセンター(吹田キャンパス)にて大阪大学賞表彰式を開催しました。
式典では、総長から各受賞者に対し記念の盾が授与され、功績を称えるとともに、受賞者の更なる活躍を期待して、激励の言葉が述べられました。
⇒本学News記事はこちら
⇒令和5年度受賞者一覧はこちら
◆ 世界中で引用された回数の多い論文の著者を研究分野ごとに評価
―――Highly Cited Researchers2023に本学の研究者が選出されました
Highly Cited Researchersは、Clarivate社が世界中で引用された回数の多い論文の著者を研究分野ごとに選出したものです。2023年は、20分野で6,849名の研究者が、世界的に最も影響のある研究を行っている研究者としてリストアップされています。本学からは免疫学フロンティア研究センターの坂口 志文特任教授(常勤)、鎌田 信彦特任教授(常勤)の2名が選ばれました。
⇒本学News記事はこちら
▲写真左:坂口 志文特任教授(常勤)(免疫学フロンティア研究センター)
写真右:鎌田 信彦特任教授(常勤)(免疫学フロンティア研究センター) (第一所属機関:ミシガン大学)
◆ 2050年カーボンニュートラル実現に貢献することを目的に
―――大阪大学と大阪府およびダイキン工業株式会社で、大阪府内のZEB化推進に係る連携協定を締結しました
本学と大阪府およびダイキン工業株式会社は、大阪府内の脱炭素化を推進するとともに、2050年カーボンニュートラル実現に貢献することを目的として、11月10日に大阪府内のZEB化推進に係る連携協定を締結しました。それぞれの資源やノウハウを活用することで、大阪府内の公共施設やオフィスビルなどのZEB化を実現し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
⇒本学News記事はこちら
◆ 国際シンポジウムをベルギー・オランダと日本で毎年交互に開催するなど、密接な関係を構築
―――imec Luc President&CEOと本学西尾総長が会談~両機関の連携第2ステージへ~
11月9日、ナノエレクトロニクスとデジタル技術の分野において世界的に著名な研究機関imec(本部ベルギー・ルーベン)のLuc Van den hove President & CEOと総長がトップ会談を行いました。imecと本学は、これまでに研究者間及び部局単位において様々な連携を進めており、特に産業科学研究所は、2011 年 11 月 にimecと包括共同研究契約を締結し、ベルギー・オランダと日本で毎年交互に国際シンポジウムを開催するなど、密接な関係を構築してきました。本学の強みを生かした連携について忌憚のない意見交換を行い、部局単位から組織間における連携という「第2ステージ」に移行することについて、両トップが合意しました。
⇒本学News記事はこちら
◆ Dialogue第6弾「GaNを制するものが、未来を制する。地球環境と日本経済を好転させ得る、窒化ガリウム結晶の可能性。」を公開!
「大阪大学が、社会課題と向き合い、社会と対話する」をコンセプトに、本学の最新の取組を発信する新Webメディア『Dialogue』。第6弾が公開されました。「GaN技術による脱炭素社会・ライフスタイル先導イノベーション事業」と題し、環境省が主体となってプロジェクトを進めるなど、国家レベルで技術革新を推し進めている「GaN(窒化ガリウム)結晶」。GaN結晶は、私たちが抱く環境と経済の未来への不安を晴らし、未来を照らす可能性を秘めています。
大学発ベンチャーを複数立ち上げ、アカデミアと産業界が手を取り合うことでGaN結晶の社会実装までの“起承転結”を描く、工学研究科の森 勇介教授に語っていただいています。
⇒Dialogue#6
「GaNを制するものが、未来を制する。地球環境と日本経済を好転させ得る、窒化ガリウム結晶の可能性。」
◆ イノベーションの起点となる“つながり”の広げ方・作り方をテーマに
―――2050年の未来を研究者はどう考えるか?「OU RESEARCH GAZETTE」第2号発行
2050年の未来を研究者はどう考えるか?多様な研究を紹介し、社会との共創へとつなげる広報誌「OU RESEARCH GAZETTE」第2号を発行しました。本学総長と研究者による対談や、各研究者へのインタビューを通じて、 外の世界と大学との多様な“つながりの重要性”を再確認した創刊号。前号で得たヒントを基に、今号では、産業界と大学の“つながり方”にスポットを当てています。気鋭の若手研究者たちが「産業界との連携をどのように生み出し、広げていくのか」を語り合う対談/自身の研究におけるつながりの重要性、「2050年」という未来への眼差しを、研究者それぞれが語るインタビュー/企業との新たな“つながり方”を目指した本学の取り組み事例を紹介。社会の動きに呼応するように、日々変化を遂げ、広がっていく、産業界と大学の“つながり方”を考える「OU RESEARCH GAZETTE」第2号の記事は、本学公式ウェブサイトからもご覧いただけます。そして、願わくば、このメルマガをご覧になっているあなたや、所属される企業や団体と本学との共創へと“つながり”、またご縁が深まりますように。
⇒詳細はこちら
↑画像をクリックすると「OU RESEARCH GAZETTEvol.2」をご覧いただけます
◆ 感染症に対する安全で有効な経鼻ワクチン開発への貢献に期待
―――生体内抗体を抗原送達キャリアとして用いた新たな経鼻ワクチンの開発
薬学研究科の河合 惇志さん(博士後期課程(研究当時))、微生物病研究所の吉岡 靖雄特任教授(常勤)らの研究グループは、過去の感染やワクチン接種により誘導された生体内抗体を抗原送達キャリアとして利用することで、経鼻ワクチンにおいてアジュバントを用いることなく、ワクチン抗原特異的な免疫応答を誘導可能であることを明らかとしました。本研究成果は、感染症に対する安全で有効な経鼻ワクチンの開発に大きく貢献することが期待されます。
⇒詳細はこちら
【2】卒業生ニュース
◆ 「大阪大学ホームカミングデイ2023」アンケート協力の御礼
ホームカミングデイ2023特設サイトにて募集しておりましたアンケートには、多くの皆様から様々なご意見をお寄せいただきありがとうございました!いただきましたご意見等をもとに、今後も皆様に喜んでいただけるイベントを開催してまいります。どうぞお楽しみに!
なお、特設サイトではHCD当日の様子をはじめ、様々なコンテンツを公開しておりますので、是非母校に思いを馳せながらご覧ください。
⇒特設サイトはこちら
◆ 山崎 聖司准教授(2015年薬学研究科修了)が2023年度日本感染症医薬品協会奨励賞を受賞
高等共創研究院(産業科学研究所・薬学研究科・感染症総合教育研究拠点 兼任)の山崎 聖司准教授が、2023年度日本感染症医薬品協会奨励賞を受賞しました。
本賞は、抗生物質及び関連医薬品の領域における、優れた研究を行った研究者に授与されるもので、選考委員会の満場一致により授与が決定いたしました。
本研究成果は、30年後に世界の死因第一位になると予測されている耐性菌感染症の克服に、大きく貢献することが期待されます。
⇒詳細はこちら
◆ 福地 高明さん(2023年工学研究科修了)がUSE2022論文賞を受賞
工学研究科博士前期課程を修了した福地 高明さんが林 高弘教授、森 直樹講師とともにUSE2022論文賞を受賞しました。
本賞は、USE2022(第43回 超音波エレクトロニクスの基礎と応用に関するシンポジウム)において発表し、Japanese Journal of Applied Physicsにおいて掲載された論文の中で、最も優れたものとして選考されたものです。
⇒詳細はこちら
【3】在学生も元気です
◆ 迫力と感動の演奏に誇り、地域に感謝
―――課外活動インタビュー:大阪大学交響楽団
入学式、卒業式で必ず演奏される「威風堂々」に多くの新入生、卒業生、修了生たちが感動し、勇気づけられ、そしてその思い出を懐かしんできたことでしょう。それを演奏してきたのが「大阪大学交響楽団(阪大オケ)」です。音楽好きが集まって得意の楽器同士でハーモニーを奏で、活動を離れた場でも友情をはぐくんでいます。意外にも、大学に入ってから初めて楽器を手にする学生も多いとか。現在約170人の部員を抱え「大人数が一体となって演奏する音楽の感動を味わっていただきたい」と、1月の定期演奏会に向けた練習にも熱が入ります。
⇒記事の続きはこちら
⇒大阪大学交響楽団はこちら
◆ 令和5年度西尾総長と学生の対話会(第4回)を開催しました
西尾総長と学生が語り合う対話会を、11月27日に総長室にて開催しました。
今回の対話会では、「大阪大学で何を学びたいか、今後研究をどう極めたいかについて-自らの専門領域の発展のさせ方についてどう考えるかー」を大きなテーマに、博士後期課程の学生6名が、西尾総長と対話しました。
6名それぞれが掲げたテーマについてプレゼンテーションし、活発な意見交換が行われました。
⇒詳細はこちら
◆ 大阪大学ロボット製作団体「Robohan」NHK学生ロボコンにて特別賞受賞!(マイハンダイアプリ「まちかねっ‼」より)
大阪大学ロボット製作団体「Robohan」は、本年6月4日に開催されたNHK学生ロボコンに出場し、特別賞を受賞しました。ロボコンとはロボットコンテストの略であり、各チームが自分たちで製作したロボットを使って競技に挑み、点数を競い合う大会です。NHK学生ロボコンは日本で最も大きなロボコンの1つで、Robohanは過去12度に渡って本選へ出場し、いくつもの特別賞を受賞しています。今大会は惜しくも予選敗退となったものの、独自性等を評価され特別賞を受賞しました。NHK学生ロボコン2024に向けてすでに活動している学生達へのインタビューも行っておりますので、是非、マイハンダイアプリより記事の全文をご覧ください。
⇒記事の詳細はマイハンダイアプリから
⇒「Robohan」HPはこちら
◆ 阪大生が各学会等で受賞!
阪大生の受賞が、以下のとおり学部・研究科等のHPにて紹介されています。受賞された皆様、おめでとうございます!
※受賞項目をクリックすると、記事の詳細にリンクします。
〇医学系研究科
・医学専攻博士課程2年(免疫学フロンティア研究センター配属) Yafei Liu さん
"Chinese Government Award for outstanding self-financed students abroad 2022"受賞
・放射線技術科学専攻学部4年 安藤 真実さん
・放射線技術科学専攻学部4年 古澤 唯夏さん
第115回近畿生理学談話会「若手優秀発表賞」受賞
〇工学研究科
・生物工学専攻博士前期課程2年 NAM SEOYEONさん
ACB2023「Best Poster Presentation Award」受賞
・機械工学専攻博士前期課程2年 小川 澪さん
日本流体力学会年会「若手優秀講演表彰」受賞
・マテリアル生産科学専攻博士後期課程2年 岩谷 孟学さん
ICNS-14「Best Student Award」受賞
・地球総合工学専攻博士後期課程2年 鹿島 千尋さん
土木学会「海岸工学論文奨励賞」受賞
・地球総合工学専攻博士後期課程1年 堤 雄大さん
APAC「Best Paper」受賞
【4】大阪大学の風景
◆ 食堂「さわらび」惜しまれながら閉店
工学研究科、産業科学研究所近くの民間食堂「さわらび」が、11月30日で閉店しました。ユニークなメニューやがっつり食べられるボリュームなどに魅せられて、学生も教職員もお腹を満たしに長年通ったものでした。少し離れた本部棟や医学系研究科などからも「ファン」が足を運んでいました。
「閉店するらしい」とのうわさが10月末ごろから流れると、閉店を惜しむ人々が頻繁に食べに行き、名物「さわらびスペシャル定食」(1300円)は、何日も前に売り切れに。そして最終日には11時の開店と同時にすべての席が埋まってなおも行列が残り、その列は午後になっても続いていました。
長い間、お世話になりました。「さわらび」さん、ありがとう。
なお、「さわらび定食」はキャンパス巡りシリーズ「各キャンパス食堂巡り」の人気メニューランキングで第3位(吹田キャンパス)にランクインし、卒業生・修了生の皆様からは、ごはん・味噌汁のおかわり無料が好評でした。各キャンパスの食堂メニューも紹介しておりますので、是非、懐かしい食堂メニューをご覧ください!
▲写真左=最終日には長い行列ができました
写真右=入り口に、味わい深い看板がかかっていたのにお気づきでしたか?
▲写真左=生協食堂「センテラス」の前にもメニュー看板が出ていました
写真右=ミックス定食「2種盛り」「3種盛り」「全部盛り」は、4品から選べました。
▲写真左=チゲ鍋定食には、〆の麺もついていました
写真右=ユニークな品々のメニュー
▲写真=鉄板&鉄鍋も人気でした
本学公式Instagramでもキャンパスの風景をお届けしておりますので、こちらも是非ご覧ください!
⇒本学公式Instagramはこちら
【5】大阪大学イベント情報
※開催が中止または変更となる場合がございます。詳細につきましては、各イベントHP等をご確認ください。
◆ 第12回 阪大ワニカフェ「歴史学は未来を語ることができるのか?」(同時開催:大阪大学医学部合奏団クリスマスコンサート) (12/24)
かつて日本の歴史家たちは「彰往考来」を掲げ、未来を考えるために歴史を彰かにしようと奮闘しました。今日の歴史学は、世界の様々な問題を考える一助として過去の経験を振り返ることで、世界の姿を多角的に考える学問となっています。では、歴史学は未来を語ることができるのでしょうか?
ワニカフェで、スウェーデンの歴史を中心に北欧を研究してきた人文学研究科の古谷 大輔教授とともに、この問いをみなさんと一緒に考えてみましょう。
日時:2023年12月24日(日)13時30分~14時00分 大阪大学医学部合奏団クリスマスコンサート
※コンサートのみ参加無料・申込不要
14時15分~16時15分 阪大ワニカフェ「歴史学は未来を語ることができるのか?」
場所:千里文化センター「コラボ」
参加方法:こちらからお申込みください。
参加費:資料代1,000円※学生無料
定員:30名(定員になり次第申込終了)
⇒詳細はこちら
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 「みのおFM」に感染症研究の忽那教授が31日出演
「みのおFM」で第5日曜日に放送される「ハンダイラジオ」に、コロナ感染症研究でおなじみの忽那 賢志・医学系研究科感染制御医学講座教授が出演します。コロナ禍での苦労や今後の感染症対策はもとより、医師を志したきっかけなど幼少・青春時代の思い出を語るほか、好きなリクエスト曲も流すなど、忽那教授のさまざまな側面を1時間、お聴きいただけます。みのおFMのホームページから、全国どこからでも聴取できます。
番組は12月15日(金)に箕面キャンパス3階で公開収録され、外国語学部の学生たちが興味深く聞き入っていました。
〇放送日時:12月31日(日)15~16時
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 第18回 接合科学カフェ 「こんなこともやっている!?~まさかこれが原料に?地球に優しい新素材~」(1/17)
SDGsの観点から環境に配慮した持続可能性の高いサーキュラーエコノミーが注目されています。接合科学研究所では、使えないと思っていた農業廃棄物の代表である「もみ殻」や製造工程で発生する「チタン廃材」などから新たな素材を生み出す研究をしています。その利活用について具体的な応用例などを紹介します。皆様のご参加をお待ちしております!
〇日時:2024年1月17日(水)19:00~20:00
〇会場:アートエリアB1(京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース)
※参加費無料/事前申込不要/当日先着順
↑画像からチラシpdfへリンクします
◆ 大阪大学シンポジウム&第5回CiDERシンポジウム「パンデミックの“今”と“これから”ー私たちは次の感染症にどう備えるかー」(2/3)
新型コロナウイルス感染症の流行により、人々の日常生活は少なからず変化が生じました。この経験は、多くの痛みも伴いましたが、得た気付きや経験もあったのではないでしょうか。そこで、それぞれの“今”を生きる若者、大人、専門家と一緒に、パンデミックの「これまで」を振り返り、そこから始まる「これから」を考えたいと思います。多数のご参加をお待ちしております。
【日 程】2024年2月3日(土)14時~16時30分
【開催形式】会場(よみうり大手町ホール(東京))&オンライン
【申込方法】専用申込フォームより2024/1/31までにお申し込みください。
※参加費無料
※会場定員:500名
⇒詳細はこちら
↑画像からチラシpdfにリンクします
◆ 大阪大学シンポジウム サントリーグループと大阪大学の連携協定を記念する公開シンポジウム「『いのち』と『くらし』を守る持続可能な未来社会の創造ペットボトルのサステナブル化から循環型・脱温暖化社会を考える」(2/5)
本学とサントリーグループは、ペットボトルのリサイクルや資源循環を通じて持続可能な社会を実現するため、新たに連携協定を締結しました。両者は協力して、キャンパスで回収されるペットボトルの100%をボトルに再生することを目指す「水平リサイクル」の事業を開始するとともに、資源循環やプラスチックリサイクルについての教育啓発に連携して取り組んで行きます。このような連携は国立大学では初の試みとなります。
この連携協定締結を記念して、ペットボトルのサステナブル化から循環型・脱温暖化社会を考える公開シンポジウムを開催します。プラスチックに関わる環境問題に関心のある方は是非、ご参加下さい。
【日 程】2024年2月5日(日)13時50分~15時30分
【場 所】大阪大学中之島センター 佐治敬三メモリアルホール
【申込方法】チケット申込サイトよりお申し込みください。
※参加費無料
※会場定員:100名(定員になり次第申込終了)
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【6】同窓会掲示板
◆ 【工】豊田会長による同窓生へのインタビュー! シリーズ『会長インタビュー』
工学部・工学研究科の横断的な同窓会組織である大阪大学工業会では、産業界で経営者等として活躍されている同窓生の方々に対し、会長自らがインタビューを実施し、その内容をHPに公開しています。
2023年6月のスタート後、月2回のペースで更新しており、現在14名の方のインタビュー記事を掲載しています。
いずれも経営者の視点、大学教育の視点で示唆に富む内容となっておりますので、是非ご高覧ください。
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◆ 外国語学部同窓会の総会を開催しました(11/11)
大阪大学外国語学部同窓会(咲耶会)の総会を11月11日、箕面新キャンパスで開催し、約80名の同窓生が参加しました。第一部では、大内 一 咲耶会会長、竹村 景子外国語学部長(咲耶会名誉会長)の挨拶に続き、議案の審議が行われました。
第二部では、「咲耶出版大賞」の授賞式が行われ、松田 武氏(京都外国語大学元学長、英語学科18期1970年卒)が大賞を受賞しました。その後の講演では、国際ジャーナリストの春名 幹男氏(ドイツ語学科17期1969年卒)に『日米関係を「和の思想」で見直す』との演題でお話しいただきました。
第三部の懇親会は、JAZZ研究部の演奏を聴きながらバイキング形式で行われました。現役学生もスピーチで登壇し、夏まつり実行委員長からは今年度の報告とお礼が伝えられ、語劇祭実行委員長からは12月9、10日に行われた語劇祭を紹介がある等、4年ぶりの対面での開催は大いに盛り上がりました。
【7】未来基金ニュース
◆ 【達成御礼】「日本の近代化と感染症対策の原点、適塾の建物を後世に守り伝えたい!」
皆様より多大なるご支援をいただきましたクラウドファンディングプロジェクト「日本の近代化と感染症対策の原点、適塾の建物を後世に守り伝えたい!」が、11月30日に期間終了を迎え、無事に目標を達成いたしました!
寄付人数237人、寄付金額は10,985,000円にも及び、当初の目標額を大きく上回ることができました。皆様から温かいお声がけもいただき、とても励みになりました。心よりの感謝を申し上げます。本プロジェクトを通じて、特に嬉しかったことは、次の2点です。
・適塾の歴史的・文化財的価値を理解し、末永く守り伝えていくべきとする、共通の考えを持った方が多くいらっしゃる事実を再確認できたこと。
・もっと適塾のことを知りたい!との声を多数お寄せいただけたこと。
ご支援いただいた資金は、皆様のご期待に応えるべく、目的達成のため使わせていただきます。
皆様に改めましてお礼申し上げます!
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大阪大学は、教育・研究活動の資金調達のためにクラウドファンディングを活用する取組を実施しております。
皆様の温かいご支援を宜しくお願いいたします。
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GPT-4とのやりとり
このメルマガには、大阪大学外国語学部の卒業生に関連する内容として、以下のポイントが含まれています:
1. 外国語学部同窓会の総会開催:
- 日付:2023年11月11日
- 場所:箕面新キャンパス
- 参加者:約80名の同窓生
- 内容:第一部で大内一咲耶会会長と竹村景子外国語学部長の挨拶、議案審議。第二部では「咲耶出版大賞」の授賞式と国際ジャーナリスト春名幹男氏の講演。第三部の懇親会では、JAZZ研究部の演奏とバイキング形式の食事が提供され、現役学生も参加。
この情報は、特に大阪大学の外国語学部の卒業生や同窓会メンバーにとって興味深いものでしょう。他のセクションは外国語学部の卒業生には直接関連しないようです。
分かりやすくラベリングしてまとめてくれています。
Claude 2.1とのやりとり
はい、メルマガの内容を見ると、外国語学部のOBに関連する情報としては以下の2点が挙げられます。
1つ目は、外国語学部同窓会(咲耶会)の総会が11月11日に箕面キャンパスで開催され、約80名の同窓生が参加したことです。松田武氏が咲耶出版大賞を受賞するなど、盛大に行われたようです。
2つ目は、国際ジャーナリストの春名幹男氏(ドイツ語学科17期1969年卒)が同窓会総会で講演を行ったことです。「日米関係を『和の思想』で見直す」という演題でお話しいただいたそうです。
以上の2点が、外国語学部のOBに関連する主な情報だと考えます。簡単にまとめさせていただきましたがいかがでしょうか。
GPT-4との違いが出ていますね。「2点」ピックアップしてくれていますが、いずれもトピックとしては「同窓会の総会開催」に属するトピックなので人間的にはGPT-4のまとめ方のほうが自然に見えます。
まとめ
今回はたった2例の自然言語ユースケースを試しただけに過ぎません。
実際に得られた結果も、もっと具体的なニーズや利用シーンを深掘りしないと明確な優劣を語りづらいレベルでした。みなさんも是非、「自分が本当に必要だと思った実務的なユースケースで」両モデルを比較検証してみてください!