昨日3/2(土)、AWSコミュニティ最大級のイベント「JAWS DAYS 2024」にてAWS Samurai 2023という栄えあるアワードに選出いただきました。
同イベントの参加レポートを含めて、直近の私の経験などを簡単に紹介させていただきたいと思います。
主催元のコミュニティであるJAWS-UGについては以下の記事も併せてご覧ください。
お前誰?
KDDI株式会社に所属しており、KDDIアジャイル開発センター株式会社(愛称KAG)へ兼務出向しています。
KAGではテックエバンジェリストというタイトルを頂いているのですが、主業務としてやっていることはクラウドや新技術を中心とした内製開発です。同時に、そこで得た技術ナレッジや社内の優秀なエンジニアを社外へ発信する活動をしています。
JAWS DAYS 2024では何してたの?
ありがたいことに登壇枠を3ついただいており、朝から夕方前までずっとバタバタしていました!
① JAWS支部 re:Surgence ~リブート支部代表たちによるパネルディスカッション~
実行委員による企画セッションです。JAWS-UG 東京支部を2023年にリブートしていたため、呼んでいただきました。
②フルAWSのマルチテナントSaaS生成AIアプリ「かぐたん」開発秘話
自社のスポンサーセッションです。ちょうどAWSの最新サービスを使った開発案件を同僚と進めていたので、私はファシリテーターとしてQAパートの進行をさせていただきました。
③ 生成AIで社内文書検索! Bedrockの新機能でRAGアプリを簡単に作ってみよう
個人応募したCfX(Call for X)が採択された枠です。生成AIのハンズオンを企画しました。
ハンズオン中のQ&A対応ヘルプとして7名の仲間にお助けいただいたり、手順作成中の壁打ちなど親身に協力いただきました。
想定外のトラブル
3本目のハンズオンセッションが鬼門でした。
85席の定員ほぼ満席でスタートしたものの、ハンズオン開始とほぼ同時に会場のWi-Fiが非常に重くなり、テザリングに切り替えるもそちらも重くてほぼ繋がらないという八方塞がりの状態に。
やむなく用意していたスクショ付き手順書の解説を進めていたところ、10分程度で会場のWi-Fiが一時復旧。実行委員が速やかにアクセスポイントを再起動してくれたようで、ありがたい対応でした。
そこから飛ばし気味に、時間内でギリギリ完走。
挙手でヒアリングしたところ、完走できた方は半分弱ぐらいだったと思うので伸びしろアリな結果となりました。ネットワークの調子がよく最後まで実施できた方は、Bedrockの新機能で簡単に社内文書検索できることに感動してくださっていたようです。
手順は公開しており、30分程度で実施できるので是非やってみてください。
心強い仲間たち
同じくハンズオンセッションの話ですが、50分というかなり短い時間枠で説明+ハンズオンをスムーズに実施できるよう、お助けメンバーの7名のみんなにとても助けていただきました。
私が作成した手順を何度も実施いただき、参加者がつまずきそうなポイントを事前に洗い出してリスクの少ない手順や解説となるよう、かなり完成度を高めることができました。みんなには本当に感謝しかありません!
そしてサムライの受賞
懇親会は立食パーティだったのですが、冒頭でAWS Samurai 2023に選出された4名の発表がありました。
AWS Samuraiとは、コミュニティの成長およびAWSクラウドの普及に大きく貢献または影響を与えたユーザーを表彰する制度です。
ここでまさかの私が1名に選出。東京支部のリブートや生成AIの普及活動を評価いただけたとのことでした。
さらに驚いたことに、今年同僚となった阿部くんもSamurai受賞。サムライ4名のうち半分が自社KAGからの選出という、大変喜ばしいサプライズでした。
「本家サムライ」
実は私は2年前、自社KDDIにて「KDDI Cloud SAMURAI 2021」というアワードを頂いていました。
これはAWS Samuraiにインスパイアされて始まった社内コミュニティのプログラムで、今回2年を経て本家AWS Samuraiにも選んでいただけたことはとても感慨深いです。
JAWS-UGは非常に温かくいい人だらけのコミュニティで、前述のハンズオンもまさにその例なのですが、周囲のコミュニティの仲間みんなのおかげで私もアウトプットをはじめ色んな活動を楽しく継続してこられています。
一緒に楽しく勉強し、日々切磋琢磨してくれるみんなには本当に感謝しかありません。
色んな人が巻き込まれていくJAWS DAYS
また、私にとって大きな収穫の一つだったのが自社KAGのマーケ担当(CMO)に参加してもらい、この大きな熱量を感じ取ってもらえたことです。
エンジニアでもなくJAWS-UGにも初参加の彼女でしたが、イベント終了後すぐ、休日にも関わらず個人ブログを書いてくれるほど大きなインパクトを感じてくれたようです。
今回のJAWS DAYS 2024は多大な努力と工夫によって成し遂げられたもの凄いイベントで、1,000名に迫る参加者をスムーズにさばき5トラックのセッションを同時進行する非常に高度な芸当を完遂しています。
このクオリティだからこそ、1,000名もの参加者みな大きな学びと体験を得て帰ってくれたのではないかと思います。
おわりに
書きたいことはまだ大量にあるのですが、今週はMP切れたのでここで勘弁してください。
みなさん、これからも一緒に楽しく技術の勉強しましょう!
お後がよろしいようで👋