サカバンバスピスとは?
2023年6月現在、日本のSNSで大流行している絶滅動物です。
大昔に水の中に住んでいた手のひらサイズの魚的な生き物のようです。
フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されている模型を古生物学研究者の方が撮影したツイートがきっかけで、生き物紹介系のネットメディアを介して話題が広がっていました。
鮮魚コーナーに並べる方法
今流行りの生成AIを活用しました。
具体的には、AWSのSageMaker Studioを使って画像生成モデルStable Diffusionをファインチューニングすることにより、鮮魚コーナーに並ぶサカバンバスピスの画像生成を試みました。
簡易手順
詳細は以下の記事をご参照ください。
- AWSマネジメントコンソールにログインし、SageMaker Studioを起動する
- SakeMaker JumpStartから「Generation fun image of your dog」ノートブックをインポートする
- サーバー上に
training_images
フォルダーを作成してサカバンバスピスの適当な画像5枚をアップロードする - ノートブックを以下のとおり編集して実行する
- 学習させる画像の
instance_prompt
の値を "A photo of finnish Sacabambaspis" に変更 - 生成する画像の
all_prompts
の値を "A photo of finnish Sacabambaspis in fresh fish corner in a supermarket" に変更
- 学習させる画像の
工夫したポイント
サカバンバスピス自体は以前から知られており、今回流行しているビジュアルとは別の画像がすでに学習されている可能性があるため「finnish Sacabamcaspis(フィンランドのサカバンバスピス)」というプロンプトにカスタムしてファインチューニングしました。
生成された画像
なんかスーパーマーケットまで北欧風になってしまったような?