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AWS Glueとは何か?

Last updated at Posted at 2023-04-08

こいつに入門します。

一言でいうと…

マネージドETLサービスです。

  • ETLとは「Extract/Transform/Load」の略で、分析用に様々なデータを集める際に発生する「取り出す/変換する/取り込む」というプロセスを表しています。
  • Glueとは「糊」のことで、ETLにおいてAWSのリソースとリソースを繋ぐことの比喩になっているようです。

※ややこしいですがDevOps Guruというサービスも最近出現しています。このGuruは「賢者」を表す別単語で、機械学習を活用した賢いサービスを比喩しているものと思われます。

Glueの概念図

データソースから取り込んだデータをETLジョブで加工し、ターゲットに格納して分析などに利用します。
スクリーンショット 2023-04-08 15.59.38.png

Glueのコンポーネント

データカタログ

ETL処理をしたいデータのメタデータを管理するもの。元データ(データソース)からGlueのクローラーで抽出してきたもの。

ETLジョブ

ETL処理そのもの。Glueのサーバーレスエンジンにて実行される。

ジョブ形式

  • Python
  • Spark:Kinesis Data Streamsをデータソースとしてストリームデータを取り込むことが可能。

便利機能

ビジュアルETL(Glue Studio)

GUIを使ってノーコードでETLジョブを作成できます。

ワークフロー

複数のクローラー、ジョブ、トリガーを使う複雑なETL処理を作成し、可視化できる。
位置付けはStep Functionと少し似ています。

似たAWSサービス

Glue DataBrew

分析データの前準備(クリーンアップや正規化)をノーコードで簡単に行えるサービス。
GlueにもビジュアルETL(Studio)があるが、DataBrewの方が完全ノーコードで出来ることが多い。

Glue Studioはスキーマ操作寄り、DataBrewはデータの中身の処理寄り。

利用料金

  • ジョブ/クローラー:使用したリソース量と時間で課金
  • データカタログ:データ量とアクセス量で課金

その他、勉強に役立つページ

AWS Black Belt

ハンズオン(Glue Studio)

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