3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Windows端末でCドライブ以外を非表示 & アクセス禁止にする

Posted at

経緯

情シスがPCをキッティングするとき、Dドライブにアプリなどを配布しておいて、ユーザーに割り当てるときに個別にインストールするということがあります。共有フォルダが使えないシーンでたまに使われます。

ただしユーザーが使うときにも見えてしまうので、Cドライブ以外を非表示にしてみます。
image.png

結論
ドライブアクセス権限と、レジストリを変更します。

ドライフのアクセス権を変更

DやEドライブを右クリックし、プロパティの「セキュリティ」タブを選びます。標準ユーザー権限の「Users」を削除します。
image.png

レジストリ変更

以下のキーを追記します。値については以下のサイトをご参考下さい。今回はD~Fドライブを非表示にしてみました。

レジストリエディターを使って特定のドライブを非表示にする方法- Windows10
https://www.billionwallet.com/goods/windows10/win10_drive_invisible_second.html

.ps1
New-Item 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer'
New-ItemProperty -LiteralPath 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer' -Name 'NoDrives' -PropertyType 'DWord' -Value 56

image.png

レジストリ確認

値を確認します。regeditのアドレスバーに張り付けると早いです。

コンピューター\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

値はPowerShellでも確認できます。

.ps1
Get-ChildItem -LiteralPath 'HKCU:\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\'

image.png

動作確認

再起動して、想定の挙動になっていることを確認します。

D以下のドライブが見えず、アドレスバーからアクセスしようとすると拒否されます。
image.png

まとめ

  • ユーザーに管理者権限をもたせる場合は、レジストリ変更ができてしまうので、このポリシーはつかえません。
  • ActiveDirectoryを利用している会社のおおくは標準ユーザー権限だと思いますので、今回の利用シーンとしてはAD利用で、かつ冒頭にあげたようなネットワーク制限のある企業むけといえます。

参考にさせていただいたサイト

Windows 10でドライブやフォルダーを特定のユーザーアカウントのみ利用可能にする方法
https://faq.nec-lavie.jp/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=021668

レジストリエディターを使って特定のドライブを非表示にする方法- Windows10
https://www.billionwallet.com/goods/windows10/win10_drive_invisible_second.html

PowerShellによるレジストリの操作例
https://qiita.com/mima_ita/items/1e6c74c7fb641852edff

3
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
3
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?