概要
- Macへのリモート接続(画面共有)はVNCプロトコルを使うのが一般的です。
- そのため、WindowsのRDPプロトコルより比較的しょぼい(失礼)印象がありました。
- しかし、M1以降のMacでのみつかえる、高速な画面共有機能というものがあるらしく、試してみました。
環境
- M1以降のMac 2台
- 最新のMacOS(14以上とのこと)
接続
- M1 Mac Miniで同一サブネットでのローカル接続。(WIFI5)
- SpotLightでScreenなどと検索すると接続画面が出ます。
- 2個の仮想ディスプレイが使えるようです。
Apple「待たせたな……… こいつがお望みのフルパワーだ」
- 結論からいうと、4K60FPSで遅延もほとんど感じませんでした。
- 4Kで動画を再生すると、おおむね40Mbpsが最大値として使われているようでした。
- 有線ならさらに安定しそうですが、無線でも遅延は感じず、まったく違和感がありませんでした。
- この帯域ではリモートワークの常用はきびしいかもしれませんが、社内利用では問題ないと思います。(フルHDならいける?)
ユーザエクスペリエンス
- 上のほうにコントロールセンターがあり、動的解像度に対応。これは良い。ただし4Kだとちょっとにじんだ感じになりました。
- 5ボタンマウスの進む・戻るは使えませんでした。
- タッチペンなどのハードウェアの転送は難しい可能性がありますね。
- 一般的な事務用途しかしない企業ユースとしては、管理性やセキュリティが高まるメリットがあるともいえます。
- 技術的にはUDPを使っているとのことでAzure AVD ShortPath的なものなのでしょうか?
Mac Mini M1のサポート期間
- きのこ先生(ChatGPT)に聞いてみました。
M1 Macのセキュリティアップデートの期間については、以下のように予測できます:
- M1 Macは2020年11月に発売されました。
- Appleの一般的なサポート期間は約5-7年です。
- 現在の日付(2025年1月19日)から考えると、M1 Macはまだサポート期間内にあります。
- Intel Macの平均的なOSアップデートサポート期間は約7年で、その後2年間のセキュリティアップデートが提供されています。
- M1 MacはApple Silicon搭載モデルであり、Intel Macよりも長期間サポートされる可能性が高いです。
- これらの要因を考慮すると、M1 Macは少なくとも2027年末まで最新のmacOSでサポートされ、その後2029年末頃までセキュリティアップデートが提供される可能性が高いと予測できます。
オラわくわくすっぞ!
- Mac Mini M1はM4の登場で値下がりが激しいです。2025年1月現在、40000円台から。
- なので企業内シンクライアント的に使ってもいいかもしれません。
- 「どひゃー!Mac Proってこんなに高いのか!オラたまげたぞ!」みたいなモンスターマシンはサーバールームに置いておくみたいな使い方も?
- 情シス・ヘルプデスクおじさんとしては、現地に赴かなくてすむメリットをまず思い浮かべました。
- Miniならキーボードマウスが切り離されているので故障もしにくいですし。
- 以上、現場からポエムでした。(なんでドラゴンボール?)