OneDriveは最大250GBまでのファイルに対応しているとのことですが、差分同期を大容量のファイルでおこなったときにどうなるかテストしてみます。
結論
数十GBという大容量でも、差分をうまく計算してアップロードしてくれました。
ファイルのアップロード
24GBのVHDXファイルをアップロードします。
16分ほどで完了しました。とても早いと思います。
ファイルの編集
OneDriveをいったん終了します。VHDXをダブルクリックでマウントし、テキストファイルを保存します。
ファイルの再同期
OneDriveアプリを起動します。「同期の準備中です」がけっこう時間がかかっています。差分を計算しているのでしょうか。
アップロードが開始されます。844.1MBという差分サイズ表示がでています。
1分ほどで完了しました。
履歴の確認
ブラウザ上でもバージョン履歴が確認できています。
ちなみに「復元」を押すと、5分ほどかかってバージョン3.0が作成されました。
まとめ
- OneDriveの差分同期はとても優秀でした。
- 差分の計算や、バージョンの復元には数分かかりましたが、ファイルサイズの大きさを考えると早いほうだと思います。
- 外部ユーザーとの連携もしやすく、1TBまで対応するなど、OneDrive(Sharepoint)をデータ共有の中心にするのは企業にとって非常にコスパが高いです。
参考にさせていただいたサイト
「OneDrive」がすべてのファイルタイプで差分同期をサポートへ
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1188155.html
Microsoft、OneDriveなどにアップ可能な最大ファイル容量を250GBに引き上げ
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1300430.html