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AWS HTTP API(β版)でオーソライザー(Cognito)を作成する

Last updated at Posted at 2019-12-20

はじめに

REST APIで作成できるオーソライザー(Cognito)を、HTTP API(β版)で作成します。
Cognitoでユーザープールを作成済みであることが前提です。

API GatewayでHTTP API(β版)を作成する

特別な設定はせずにHTTP API(β版)を作成します。この章は読み飛ばしOKです。

  1. Amazon API Gateway のトップページに移動します。
  2. [APIを作成]ボタンを押します。 001.png
  3. HTTP API Beta の[構築]ボタンを押します。 002.png
  4. Step1 APIの作成
    [API名]に適当な名前を入力して、[次へ]ボタンを押します。 003.png
  5. Step2 ルートを設定
    設定は変更せず、[次へ]ボタンを押します。
  6. Step3 ステージを定義
    設定は変更せず、[次へ]ボタンを押します。
    ※初期値の$defaultは、自動でデプロイしてくれる、優秀な設定です。
  7. Step4 確認して作成
    [作成]ボタンを押します。 004.png

オーソライザー(Cognito)を作成する

ここからが本題です。

  1. 作成したHTTP APIのトップページに移動します。 005.png

認可

006.png

  1. 左ペインの[開発>認可]を選択します。
  2. [オーソライザーを管理]タブを開きます。
  3. [作成]ボタンを押します。

JWTオーソライザーの作成

007.png

  1. [名前]に適当な名前を入力します。
  2. [IDソース]を設定します。※画像の例は「$request.header.Authorization」
  3. [発行者 URL]を入力します。次のような形式です。
    https://cognito-idp.{リージョン}.amazonaws.com/{プールID}
    {リージョン}: リージョン名です。東京リージョンなら「ap-northeast-1」です。
    {プールID}: Cognitoで作成したユーザープールのプールIDです。ユーザープールの「全般設定」から確認できます。
  4. [対象者]の[Add audience]ボタンを押して、{アプリクライアントID}を入力します。
    {アプリクライアントID}は、ユーザープールの「全般設定>アプリクライアント」から確認できます。
    ※アプリクライアントが未作成の場合は作成してください。
  5. [作成]ボタンを押します。

これで、オーソライザーが作成できました。

作成したオーソライザーを確認する

作成したオーソライザーの確認も載せようと思いましたが、長くなりましたのでまたの機会に。

獲得したIDトークンをfetchでリクエストすると良い感じに結果が得られます。

const jwt = '{IDトークン}';
const url = 'https://{API-ID}.execute-api.ap-northeast-1.amazonaws.com/';
const params = {
  method: 'get',
  headers: { 'Authorization': jwt },
};
await fetch(url, params);
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