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【画像付き】AWSでSSL化させる【丁寧に解説】

Last updated at Posted at 2020-11-20

#前提

  • EC2にデプロイ済みであること
  • ドメインを取得しElastic IPと紐付けていること。つまりhttp://ドメイン名でサイトにアクセスできるようになっていること。

ドメインの取得方法は下記記事を参考にました!

【ドメイン取得】お名前.comとawsでドメイン取得

#そもそもSSL化ってなに?
簡単にいうと**「セキュリティが強い、安全なサイトにすること」**です。
詳しい説明は下記記事を参考にしてください。

SSLって何?意味や仕組みをわかりやすく解説!

#方法

  1. Certificate ManagerでSSLサーバー証明書を発行
  2. ロードバランサーにてSSLサーバー証明書とEC2インスタンスを紐付ける
  3. EC2インスタンスのポート開放
  4. 動作確認

この順番で行きたいと思います。
まずはゴールを御覧ください。

###最終形のイメージ
スクリーンショット 2020-11-17 18.54.09.png

 引用 AWSでWebサイトをHTTPS化 全パターンを整理してみました

###ポイントは2つ!

  • 今回はサーバー証明書はCertificate Managerで取得して、ロードバランサー(ELB)に紐づける
  • EC2とELBは__HTTP通信__。ELBとクライアントを__HTTPS通信__するよう設定する

では行ってみましょう!

1. Certificate ManagerでSSLサーバー証明書を発行

###Certificate Manager

まず検索バーでCertificate Managerを検索
スクリーンショット 2020-11-18 19.04.42.png

今すぐ始めるを選択
スクリーンショット 2020-11-18 19.06.47.png

証明書のリクエストを選択
スクリーンショット 2020-11-18 19.07.32.png

取得したドメイン名を入力します。例:〇〇.com など
スクリーンショット 2020-11-18 19.09.56.png

DNSの検証を選択し次へをクリック
スクリーンショット 2020-11-18 19.10.44.png

何も入力せずに確認を選択
スクリーンショット 2020-11-18 19.11.08.png

入力したドメイン名が出現します。
確認とリクエストをクリック
スクリーンショット 2020-11-18 19.11.40.png

そうするとDNSの検証の準備が始まります。
状況が**「検証保留中」と出ているはずです。
ドメインの名の横の
「 ▼ 」**をクリックすると名前、種類、値のレコードが出てきます。
この値をメモアプリに保存しましょう。
DNS設定をファイルにエクスポートでも値は確認できます。
スクリーンショット 2020-11-18 19.19.49.png

Route53

Route53に移ります。
指定したドメインのホストゾーンでレコードを作成をクリック。
スクリーンショット 2020-11-18 19.24.29.png

シンプルルーティングを選択し、次へをクリック。
スクリーンショット 2020-11-18 19.27.15.png

シンプルなレコードを定義をクリック。
スクリーンショット 2020-11-18 19.27.44.png

エンドポイントを選択をクリック。
レコードタイプに応じたIPアドレスまたは別の値を選択
スクリーンショット 2020-11-18 19.29.11.png

先程のメモをご用意ください。
レコード名に、**「名前」
ルーティング先に、
「値」をコピペ。
レコードタイプは
「CNAME」**を選択し、シンプルなレコードを定義をクリック。
スクリーンショット 2020-11-18 19.30.48.png

このようにタイプCNAMEのレコードができたら準備OKです。
スクリーンショット 2020-11-18 19.36.02.png

###Certificate Manager
再びCertificate Managerに戻り、以下のように**「発行済み」**になっていたらSSLサーバー証明書の発行が完了です。
スクリーンショット 2020-11-18 19.20.59.png

ここまでよろしいでしょうか?
どんどん行きましょう!!

2. ロードバランサーにてSSLサーバー証明書とEC2インスタンスを紐付ける

ロードバランサー

EC2のページからロードバランサーをクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.37.54.png

ロードバランサーの作成をクリック。
※筆者は既にロードバランサーを1個作ってあるため、下に表示されています。
スクリーンショット 2020-11-20 18.38.53.png

Application Load Balancerの作成をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.39.49.png

任意の名前を記入し、
リスナーの追加でHTTPSを追加。
アベイラビリティーゾーンでは2つ以上、サブネットを選択します。
その後次の手順をクリック
スクリーンショット 2020-11-20 18.41.18.png

ACMから証明書を選択をするを選択、
証明書の名前は先程作成した証明書を選択してください。
その後次の手順をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.44.04.png

EC2インスタンスが使っているセキュリティーグループを選択し、
その後次の手順をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.45.31.png

ターゲットグループに任意の名前を付けます。
プロトコルはHTTP、ポートは80のデフォルト設定でOKです。
EC2インスタンスとELBはHTTP通信のためです。
その後次の手順をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.46.42.png

任意のEC2インスタンスを選択肢し登録します。
その後次の手順をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.47.54.png

確認画面です。
作成をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 18.49.39.png

下記の通りになればバランサー制作完了です!
スクリーンショット 2020-11-20 18.52.28.png

お疲れさまです!
後もう少しです!

###Route53
Route53に戻り、先程作ったロードバランサーとドメインを紐付けます。

タイプAのレコードを選択して編集をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 19.13.16.png

ルーティング先を先程作ったロードバランサーと紐付け、変更を保存をクリック。
スクリーンショット 2020-11-20 19.12.44.png

3. EC2インスタンスのポート開放

###EC2
EC2インスタンスのポートを下記のように開放します。
スクリーンショット 2020-11-20 18.55.17.png

以上で完了です!!!!
それではhttps://ドメイン名で検索してみましょう!

4. 動作確認

下記のように鍵マークが付けば完了です!!
スクリーンショット 2020-11-20 18.56.33.png

#まとめ
ドメイン取得紐付け後の、ドメインのSSL化を解説しました。

自分はEC2とALBの間をHTTPS通信しようとして、かなりハマりました。
皆さんにはそうなって欲しくないためココに記しました。

私自身もプログラミング初心者のため間違っていることが、ありましたらご指摘ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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