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ブラウザストレージ101:LocalStorage、SessionStorage、Cookieを比較

Last updated at Posted at 2023-09-08

はじめに

Web開発においてデータを保存して管理する方法は多くあります。この記事では、クライアント側で主に使用される三つのストレージオプションであるLocalStorage、SessionStorage、そしてCookieについて簡単に説明します。

LocalStorage(ローカルストレージ)

  • 有効期限なし: ユーザーが手動で削除しない限り、データは永続的に保存されます。
  • 容量: 一般に約5MBで、ブラウザによります。
  • アクセシビリティ: JavaScriptからデータにアクセスできます。

SessionStorage(セッションストレージ)

  • 有効期限: ブラウザセッションが終了するとデータは自動的に削除されます。
  • 容量: 一般に約5MBで、ブラウザによります。
  • アクセシビリティ: JavaScriptからデータにアクセスできます。

Cookie(クッキー)

  • 有効期限: サーバーまたはクライアントで設定可能。一般的にはサーバー側から設定します。
  • 容量: クッキーごとに最大4KBです。
  • セキュリティ: httpOnlyフラグでJavaScriptからのアクセスを制限でき、SecureフラグでHTTPS通信のみを許可することも可能です。

比較

特性 LocalStorage SessionStorage Cookie
有効期限 手動で削除されるまで期限なし ブラウザセッションが終了すると期限切れ 設定可能(一般的にはサーバーによって設定)
容量 約5MB 約5MB クッキーごとに最大4KB
アクセシビリティ JavaScriptでアクセス可能 JavaScriptでアクセス可能 JavaScriptおよびサーバーサイドでアクセス可能
セキュリティオプション なし なし httpOnly、Secureフラグ

まとめ

LocalStorage、SessionStorage、Cookieはそれぞれ独自の特徴と制限があります。これらを正確に理解し、効率的なストレージオプションの使用して、より優れたWebアプリケーションを構築しましょう。

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