はじめに
前回に引き続き、今回はDELETE文の基本構文を記事にしていきます。
よろしくお願いします。
##DELETE文
DELETE文はテーブルの行を削除するためのものです。SELECTやUPDATEはピンポイントで列を指定して更新や取得できましたが、DELETEは行(レコード)を消してしまうという点が注意です。
基本は下記のとおりです。
DELETE
FROM テーブル名
しかしながら上記だけで実行してしまうと、そのテーブルの中身が全て削除されてしまうので、普通はWHERE句と一緒に使います。UPDATEもそうでしたね。
下記のような家計簿テーブルがあるとします。
日付 | 費目 | メモ | 入金額 | 出金額 |
---|---|---|---|---|
2021-08-02 | 食費 | パンを購入 | 0 | 300 |
2021-08-03 | 食費 | 晩ご飯材料 | 0 | 1000 |
2021-08-08 | 交通費 | 電車代 | 0 | 520 |
2021-08-13 | 給料 | 7月分給料 | 250,000 | 0 |
2021-08-13 | 食費 | 外食 | 0 | 7000 |
これをDELETEで8/3の晩ご飯材料を消してみます。
DELETE
FROM 家計簿
WHERE 日付 = '2021-08-03'
こうするとWHEREで指定した行(レコード)がまるまる消えます。
日付 | 費目 | メモ | 入金額 | 出金額 |
---|---|---|---|---|
2021-08-02 | 食費 | パンを購入 | 0 | 300 |
2021-08-08 | 交通費 | 電車代 | 0 | 520 |
2021-08-13 | 給料 | 7月分給料 | 250,000 | 0 |
2021-08-13 | 食費 | 外食 | 0 | 7000 |
参考: スッキリわかるSQL入門