はじめに
Rubyを学習している中で、配列やハッシュってそもそもなんだっけと、口で説明するように言われても、なかなかできなかったので、今回は初心に戻って、配列についてまとめてみたいと思います。
配列とは
配列というのは、1つの変数の中に複数の値を持つことができる値です。例えば「neme」という配列があってその中には、[John, Ken, Michael]が入っている、みたいな感じです。
また、配列は順番で中のデータを管理します。
配列の中の一つ一つのデータは要素と呼ばれます。
配列の生成
配列の生成は簡単です。
変数に[]を代入してあげるだけです。変数に複数のデータを入れられる箱を放り込んであげるイメージです。
変数 = []
この記述で空の配列が完成です。
初めから中身を入れて作ることもできます。
例えば、fruitsという変数にいくつか果物の名前を初めから入れるとこんな感じです↓
fruits = ["apple", "banana", "grape"]
要素の順番は左から順に入ります。例ではappleからということになりますね。
配列に値を追加
配列に値を追加したくなったとき、もちろん後から追加可能です。
fruitsの例でやってみましょう。追加するときは << を使います。
fruits = ["apple", "banana", "grape"]
fruits << "orange"
これで一番最後にorangeが追加されているはずです。
添字(そえじ)
配列は順番で値を管理すると言いました。
添字は配列の一つ一つの要素にふられた番号です。気をつけたいのは、0から数え始めます。
fruitsの例で言うと
appleが0
bananaが1
grapeが2
orangeが3
となります。
添字は配列の中から一つの値を取り出すときに使用します。
例えば、
puts fruits[1]
と実行すれば、fruitsの二番目の要素bananaが表示されます。
要素の書き換え
添字を利用して要素を書き換えすることができます。
現在 fruits[1]はbananaですが、
fruits[1] = "peach"
puts fruits
こうすると、
appleが0
peachが1
grapeが2
orangeが3
と添字の1のbananaがpeachに置き換わっているはずです。
おまけ
配列を使う際によくこのメソッド使うな〜と個人的に思っているのがlengthメソッドです。
lengthメソッドは配列に対して使うと、いくつ値がその配列に入っているか教えてくれます。
fruits = ["apple", "banana", "grape"]
puts fruits.length
とすると、3つの要素が入っているので、3 が返ってきます。
この仕組みを利用していろんなメソッドを定義することが多い気がします。