はじめに
Javaの基本文法のなかの繰り返し処理についてまとめました。よろしくお願いします。
while文
while文はwhileの後の()の中に条件式を記述し、その条件が成り立つならば、{}の処理を繰り返し続けます。
int n = 10;
while (i <= 20)
System.out.println(i);
i++;
}
上記の例は「i++」の記述によって一回処理が終わるごとにiに1が足され、20を超えると処理を終えます。
「i++」の記述がないと永遠に処理を行なってしまうので注意です。(無限ループ)
for文
forの後の()に、変数の定義、条件式、変数の更新をこの順番通りに記述していきます。
また、それぞれの区切りにセミコロンをつけます。
先ほどのwhileと同じ処理をforで書いてみます。
for (int i = 10; i <= 20; i++) {
System.out.println(i);
}
なんだかこっちの方がわかりやすい気がします。
また、繰り返し処理を終了させる方法に、条件式から外れる以外に、「break;」でも終了させられます。
for (int i = 10; i <= 20; i++) {
if (i > 15) {
break;
}
System.out.println(i);
}
このように記述すると、iが16になった時点で繰り返しを終了できます。
また繰り返しの中でif文と組み合わせてcontinueを使うと、ifの条件式に当てはまったときはスキップします。
for (int i = 10; i <= 20; i++) {
if (i % 2 == 1) {
continue;
}
System.out.println(i);
}
このように記述すると、奇数はスキップされて、偶数だけが表示されます。