5
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Web3.0検証(1)-Web3.0対応ブラウザに触れてみる

Last updated at Posted at 2022-02-13

はじめに

「Web3.0」の話題がホットになっているようですので、検証してみます。

Web3.0とは何者?何ができる?

  • 次世代の分散型ウェブ
  • ブロックチェーン技術を利用
  • サイバー攻撃に強い

などキーワードがヒットするものの、机上ではなかなか本質を掴みづらいので、
実際検証してみることにします。

何を検証すればよいか

Web3.0の技術的な側面から、個人的に気になっているのは以下2点です。

  • 検索エンジンはどう変わる?
  • セキュリティはどのように強化される?

どのように検証するか

普段使っているブラウザが一番とっつきやすいかもしれません。
Web3.0対応のブラウザBraveを導入しイメージをつかんでみます。

「Braveは、ページの読み込みを遅くしたりプライバシーを脅かす危険性のある広告やトラッカーをブロックします」と記されています。
Braveがセキュアで高速な理由がこれだったのですね。

Brave の検証

画面操作はChromeと変わらずでした

BraveもChrome同様Chromiumをベースとしているので、使用していて特に違和感は感じませんでした。
試しに、検索エンジンの設定画面(brave://settings/search)でアドレスバーで使用する検索エンジンBraveに指定し、日本語キーワードで検索を行ってみましたが、期待できるような結果を得られず。
検索エンジンは、しばらくGoogleを使ったほうがよさそうです。

プライバシーに影響するリクエストはどのようにブロックされるか

  • Brave画面を開き、F12キーでデベロッパーツールを起動、Networkタブを選択します

  • Braveのアドレスバーにhttps://etherscan.ioと入力します

  • デベロッパーツールにStatusが(blocked:other)のリクエストが赤い文字で表示されます
    image.png

  • ブロックされたリクエスト名をクリックし、Headersタブを選択します
    Google Tag ManagerへのURLがBraveによりブロックされたことが確認できます(Google Analyticsがプライバシーに影響すると判定されたか)。

image.png

おわりに

Web3.0を理解する入り口として、Web3.0対応のブラウザBraveを導入・操作してみました。
広告やトラッカーをブロックすることにより、セキュアで高速なブラウジングを実現することも確認できました。
次回からは、Web3.0の内部構造を理解するため、もう少しディープな検証を行う予定です。
お楽しみに。

[次回] Web3.0検証(2)-分散型アプリのアーキテクチャ
5
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?