はじめに
「Web3.0」の話題がホットになっているようですので、検証してみます。
Web3.0とは何者?何ができる?
- 次世代の分散型ウェブ
- ブロックチェーン技術を利用
- サイバー攻撃に強い
などキーワードがヒットするものの、机上ではなかなか本質を掴みづらいので、
実際検証してみることにします。
何を検証すればよいか
Web3.0の技術的な側面から、個人的に気になっているのは以下2点です。
- 検索エンジンはどう変わる?
- セキュリティはどのように強化される?
どのように検証するか
普段使っているブラウザが一番とっつきやすいかもしれません。
Web3.0対応のブラウザBraveを導入しイメージをつかんでみます。
「Braveは、ページの読み込みを遅くしたりプライバシーを脅かす危険性のある広告やトラッカーをブロックします」と記されています。
Braveがセキュアで高速な理由がこれだったのですね。
Brave の検証
画面操作はChromeと変わらずでした
BraveもChrome同様Chromiumをベースとしているので、使用していて特に違和感は感じませんでした。
試しに、検索エンジンの設定画面(brave://settings/search)でアドレスバーで使用する検索エンジン
をBrave
に指定し、日本語キーワードで検索を行ってみましたが、期待できるような結果を得られず。
検索エンジンは、しばらくGoogle
を使ったほうがよさそうです。
プライバシーに影響するリクエストはどのようにブロックされるか
-
Brave画面を開き、F12キーでデベロッパーツールを起動、
Network
タブを選択します -
Braveのアドレスバーに
https://etherscan.io
と入力します -
ブロックされたリクエスト名をクリックし、
Headers
タブを選択します
Google Tag ManagerへのURLがBraveによりブロックされたことが確認できます(Google Analyticsがプライバシーに影響すると判定されたか)。
おわりに
Web3.0を理解する入り口として、Web3.0対応のブラウザBraveを導入・操作してみました。
広告やトラッカーをブロックすることにより、セキュアで高速なブラウジングを実現することも確認できました。
次回からは、Web3.0の内部構造を理解するため、もう少しディープな検証を行う予定です。
お楽しみに。