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Web3.0検証(1)-Web3.0対応ブラウザに触れてみる

Last updated at Posted at 2022-02-13

はじめに

「Web3.0」の話題がホットになっているようですので、検証してみます。

Web3.0とは何者?何ができる?

  • 次世代の分散型ウェブ
  • ブロックチェーン技術を利用
  • サイバー攻撃に強い

などキーワードがヒットするものの、机上ではなかなか本質を掴みづらいので、
実際検証してみることにします。

何を検証すればよいか

Web3.0の技術的な側面から、個人的に気になっているのは以下2点です。

  • 検索エンジンはどう変わる?
  • セキュリティはどのように強化される?

どのように検証するか

普段使っているブラウザが一番とっつきやすいかもしれません。
Web3.0対応のブラウザBraveを導入しイメージをつかんでみます。

「Braveは、ページの読み込みを遅くしたりプライバシーを脅かす危険性のある広告やトラッカーをブロックします」と記されています。
Braveがセキュアで高速な理由がこれだったのですね。

Brave の検証

画面操作はChromeと変わらずでした

BraveもChrome同様Chromiumをベースとしているので、使用していて特に違和感は感じませんでした。
試しに、検索エンジンの設定画面(brave://settings/search)でアドレスバーで使用する検索エンジンBraveに指定し、日本語キーワードで検索を行ってみましたが、期待できるような結果を得られず。
検索エンジンは、しばらくGoogleを使ったほうがよさそうです。

プライバシーに影響するリクエストはどのようにブロックされるか

  • Brave画面を開き、F12キーでデベロッパーツールを起動、Networkタブを選択します

  • Braveのアドレスバーにhttps://etherscan.ioと入力します

  • デベロッパーツールにStatusが(blocked:other)のリクエストが赤い文字で表示されます
    image.png

  • ブロックされたリクエスト名をクリックし、Headersタブを選択します
    Google Tag ManagerへのURLがBraveによりブロックされたことが確認できます(Google Analyticsがプライバシーに影響すると判定されたか)。

image.png

おわりに

Web3.0を理解する入り口として、Web3.0対応のブラウザBraveを導入・操作してみました。
広告やトラッカーをブロックすることにより、セキュアで高速なブラウジングを実現することも確認できました。
次回からは、Web3.0の内部構造を理解するため、もう少しディープな検証を行う予定です。
お楽しみに。

[次回] Web3.0検証(2)-分散型アプリのアーキテクチャ
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