[前回] Django+Reactで学ぶプログラミング基礎(2): 開発環境構築(Django/VS Code)
はじめに
前回に続き、開発環境を整えます。
今回は、React開発環境です。
開発環境情報(Windows)
- 前回までインストール済み
- Python 3.10
- VS Code(Visual Studio Code) 1.67
- Django 4.0
- 今回は、React開発に必要なもの
- Node.js(ノード・ジェイエス)
- サーバーサイドJavaScript環境で、イベント化された入出力を操作
- Webサーバーなどスケーラブルなネットワークプログラムの記述を可能に
- V8 JavaScriptエンジン上に構築されたJavaScript実行環境の1つ
- V8は、Googleが開発するオープンソースのJIT(Just In Time) Virtual Machine型のJavaScriptエンジン
- npm(Node Package Manager)
- Node.jsに同梱される
- Node.jsのパッケージ管理システムで、V8 JavaScriptエンジンで動作
- Node.jsのツールやパッケージ(モジュール)をインストール/管理
- パッケージを扱うためのインターフェイスを備える
- リポジトリ機能
- パッケージ(モジュール)を、検索/ダウンロード/インストール/アップデート/公開
- npx
- npmに同梱される
- npmパッケージを簡単に実行できるコマンド
- 一回だけ実行したいパッケージを、グローバルインストールせず実行可能
- パッケージを自動的に探しインストール/実行/削除してくれる、放置せず環境をきれいに
- 対して、npmを使ってスクリプトを実行するには
- プロジェクトを作成
npm init <project-name>
- npmを使ってプロジェクト管理するための
package.json
が生成される
-
package.json
のscriptsへ予めスクリプトを定義
- プロジェクトを作成
-
Create React App
ジェネレータ(generator)- Reactで新しいSPA(シングルページアプリケーション)を自動生成
- Reactを学習するための快適な環境
- Node.js(ノード・ジェイエス)
React開発環境構築
Node.js(npm同梱)をインストール
-
https://nodejs.org/ja/download/
からLTS版(64-bit)をインストール - VS Codeを起動し、ターミナルで、Node.jsとnpmのバージョン確認
>node --version
v16.15.1
>npm --version
npm WARN config global `--global`, `--local` are deprecated. Use `--location=global`
instead.
8.4.1
※ npm WARN ...
警告は無視
Reactアプリを作成(テスト用)
>npx create-react-app my-app
... ...
Success! Created my-app at C:\kanban\my-app
... ...
- Webサーバーを起動
>cd my-app
>npm start
VS CodeでReactアプリを開く
>C:\kanban>cd my-app
>C:\kanban\my-app>code .
新しいVS Code画面が開かれ、Reactアプリが表示される。
上述package.json
も生成されている。
おわりに
Windows環境にReact開発に必要なものをインストールしました。
次回も続きます。お楽しみに。