1.はじめに

TypeScriptでReactを書く際の初期設定について記録しました。ファイル作成からstorybookを用いた開発についてまで触れています。初めてなのでおかしい部分が多々あるかもしれません

2.環境構築

適当なディレクトリに入る

git管理するディレクトリ達はひとつのフォルダにまとめるようにしているのでターミナルでそちらに移動します。

cd ~/gitspace

Reactのプロジェクトの作成

Reactアプリを作るためのテンプレートがあるのでその雛形を利用します。

npx create-react-app <プロジェクト名> --template typescript

作成したプロジェクトに移動します

cd <プロジェクト名>

happy hacking!と出ればインストール成功です（結構時間がかかった）。
yarn startでlocalhost3000サーバーを起動してこのような画面が出てくるはずです。

code .でVScodeを起動します。

リポジトリを作成して反映する

GitHubでリポジトリを作成して、そこに作成したものをpushします。

git remote add origin <リポジトリのURL>

3.不要なファイルの除去

次のファイルは不要なので除去しておきます。

App.css
App.test.tsx
logo.svg

4.App.tsxの書き換え

<プロジェクト名>/src/App.tsx

import React from 'react';

const App: React.FC = () => {

  return(
    <h1>Hello React!</h1>
  );
};

export default App;

yarn startで次のようになります。

5.componentファイルの作成

atomic designだと細かすぎるのでuiParts(atoms,molecules相当)、projects(organisms,templates相当)、pagesに分けてパーツを作成していきます。
最初にファイルを作るとエラーが起こりますが、これはtsconfig.jsonでisolateModulesがtrueになっているからだと思われます（デフォルトでfalse）。importもexportもしていないファイルをコンパイルエラーとするようなので一旦export {}を書いておいて解決しました。

--src
   |
   --components
         |
         |--uiParts
         |      |
         |      --example
         |          |--index.tsx
         |          |--style.tsx
         |          |--index.stories.tsx
         |--projects
         |--pages

src/components/uiParts/example/index.tsx

import { StyledText } from "./style";

type ExampleTextProps = {
    text: string;
}

export const ExampleText = ({ text }: ExampleTextProps) => {
    return (
        <StyledText>{text}</StyledText>
    );
}

src/components/uiParts/example/style.tsx

import styled from "styled-components";

export const StyledText = styled.p`
    color: #0A6ABF;
`;

src/components/uiParts/example/index.stories.tsx

import { ComponentStory } from "@storybook/react";

import { ExampleText } from "./index";

export default {
  title: "uiParts/ExampleText",
  component: ExampleText,
};

const Template: ComponentStory<typeof ExampleText> = (args) => (
  <ExampleText {...args} />
);

export const Basic = Template.bind({});
Basic.args = {
  text: "テキスト",
};

styled-componentsを使えるようにする

初期状態ではstyled-componentsが存在しないようでエラー吐かれるのでインストールします。

npm install --save styled-components

package.jsonに追加されます。

storybookを使えるようにする

初期状態ではstorybookを使えない（エラーで怒られる）ので、storybookをインストールします（時間かかった）。

npx storybook init

yarn storybookでstorybookを起動できます。

参考にした記事