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OneDrive同期アプリがエラー [2002] でサインインできない

Last updated at Posted at 2023-04-12

OneDrive同期アプリがサインインに失敗し、エラーメッセージ

問題が発生しました。[2002]

が表示されました。
(問題って何だよ。。。もう少し具体的に言ってくれるとか、百歩譲ってログに理由くらい残してくれ)
image.png
このエラーは、Azure AD+Intune に参加した状態(Azure AD joined で発生することが判っています。
ローカルアカウントでWindows端末にサインインした場合は起こりませんでした。
Windows端末をクリーンインストールしても、Intune で端末にポリシーが配布されるとやはり再現します。
稀なインシデントなのか、エラー2002 に関する情報は殆ど得られません。

取り敢えず ChatGPT に聞いてみましょう。
image.png
一次切り分けとしては十分な回答です。

ChatGPT が提示してくれた手順では解決しませんでしたが、以下の手順を試したところ、現時点でエラーの再発が無いようなので共有します。解決のヒントにして下さい。

手順

Microsoft管理センターに管理者ユーザーでサインイン

Microsoft Intune admin center(旧エンドポイントマネージャー) を開きます。

アプリ保護ポリシーを開く

[アプリ] → [アプリ保護ポリシー] の順にクリック。
image.png

アプリ保護ポリシーにOneDriveを追加

ポリシーを選択。
image.png
[プロパティ] → 対象アプリ [編集] をクリック。
image.png
「保護されているアプリケーション」の列「ファイル」に "onedrive.exe" が無かった場合、[追加] をクリックし、一覧から Microsoft OneDrive を選択し、[OK] をクリック。
image.png
最後に [レビューと保存] をクリックします。反映には少々時間がかかるかもしれません。

ローカルキャッシュの削除

次に、問題が発生しているWindows端末で、Windowsのユーザープロファイルを削除します。
ユーザープロファイルには、アカウントに紐付いた情報やファイルが収められています。削除は自己責任で。
特に、ネットバンキングなどでクライアント証明書をインストールした場合は注意が必要です。
念の為、フォルダ %UserProfile% ごとバックアップしておくと安心です。

システムのプロパティを開く

管理者権限の付いたアカウントでWindowsにサインインし、「システムのプロパティ」を開きます。
「ファイル名を指定して実行」から sysdm.cpl と入力して開くのが早いです。
image.png
[詳細設定] → [設定] をクリック。
image.png

削除

問題が発生しているアカウントを選択し、[削除] をクリック。
image.png

確認

Windows端末を再起動し、問題が発生していたアカウントでWindowsにサインインします。
ユーザープロファイルを削除したので、初回のサインインは少し時間がかかります。

OneDrive同期アプリにサインインできたら成功です。
これでも失敗する場合、Microsoft Intune admin center(旧エンドポイントマネージャー)から、Windows Information Protection を無効にすることを検討して下さい。
image.png

参考

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