MySQLで時差を補正（時刻の加算更新）したときのメモ

米国山岳部標準時（MST）で記録されてしまったテーブルの日時フィールドを、SQLで日本標準時（JST）に書き替えた。
今後も度々ありそうなので、自分用にメモする。

SQLコマンド

MSTとJSTの時差である16時間を足す、という操作になる。

日時フィールドがDateTime型の場合

UPDATE t_rawdata SET TargetTime = (TargetTime + INTERVAL 16 HOUR) WHERE ID = xxx;

日時フィールドがUNIX timeの場合

日時フィールドがunsigned int型やtime_t型の UNIX time（協定世界時UTCの1970年1月1日からの経過秒数）なら秒換算する。

UPDATE t_rawdata SET TargetTime = (TargetTime + 16 * 60 * 60) WHERE ID = xxx;

UNIX time はfrom_unixtime()で整形できる。

SELECT
    ID,
    yyy,
    from_unixtime(min(TargetTime), "%Y/%m/%d %H:%i:%S") as start_time,
    from_unixtime(max(TargetTime), "%Y/%m/%d %H:%i:%S") as end_time
FROM t_rawdata
WHERE ID = xxx
GROUP BY yyy ORDER BY end_time;

シェルスクリプトからならdate -d '@1234567890'という感じ。

UNIX timeをExcelで表示するには

= ( UNIX time の列名 + 32400 ) / 86400 + 25569 でExcelのシリアル値に変換できる。

シリアル値は、[セルの書式設定] から任意の日付フォーマットで表示できる。