退職や異動に伴い、取引先とのメールを後任に引き継ぐことがありますよね。
Microsoft Exchange のメールではそれが簡単にできるので、その手順を紹介します。
手順
画面表示は【新しいOutlook】または【Outlook on the web (OWA)】のものです。
【古いOutlook】では画面表示が異なります。
退職者(異動者)、後任者それぞれで実施します。
退職者(異動者)の操作
引き継ぐフォルダを右クリックし「共有とアクセス許可」を選択
「+」をクリック
後任者のメールアドレスを入力
アクセス許可を設定
アクセス許可レベルには「編集者」を指定します。
アクセス許可レベルを変更すると、チェックが自動で入ります。
後任者の操作
「・・・」を右クリックし「共有フォルダまたはメールボックスの追加」を選択
退職者(異動者)のメールアドレスを入力
共有アイテムを確認
引き継ぐメールを右クリックし「フォルダにコピー」を選択
既存のフォルダ、もしくは、新しいフォルダにメールを取り込みます。
以上です。
必要に応じ「送信済みアイテム」などにも適用します。
取り込みが終われば、共有を解除できます。