はじめに
サーバーを構築する際に、よく目にするetcフォルダですが、いろいろ調べてみると、Linux Foundationという組織が、ドキュメントにまとめて説明していたので、日本語でまとめることにします。
https://refspecs.linuxfoundation.org/FHS_3.0/fhs/ch03s07.html
etcフォルダ
etcフォルダーとは、ホスト固有のシステム設定ファイルを格納する場所であり、etcフォルダの中にはバイナリファイルは含まれないです。
また、設定ファイルは、etc/に直接配置するのではなく、サブディレクトリに配置することが勧められています。
具体的なサブディレクトリでいうと以下のようなものがあります。
/etc/opt
追加のアプリケーションソフトウェアのホスト固有の設定ファイルを格納
/etc/X11
Window システムに関する設定ファイルを格納
/etc/sgml および /etc/xml
高レベルの設定パラメータを格納
最後に
サーバー構築の際、なぜこのファイルが/etcフォルダー内に配置されているのか、疑問に感じることも多かったのですが、実際にまとめてみるとその意図がよく理解でき、とても納得できました。他にもLinuxのフォルダには興味のあるフォルダがあるので、積極的に調べてみようと思います。