概要
MyoWare( https://www.sparkfun.com/products/13723 ) という筋電センサを使ってみました.
このセンサを直接肌に貼ると,そこの筋肉の様子を取得できるというものです.
簡単に言うと,筋肉に力を入れると値が大きくなります.
これがMyoWareです.3つの電極を貼ることで体につけます.
付けた様子はこんな感じ(参照:https://learn.adafruit.com/getting-started-with-myoware-muscle-sensor/whats-next)
実装
このURLからデータシートが見れます.
https://cdn.sparkfun.com/datasheets/Sensors/Biometric/MyowareUserManualAT-04-001.pdf
このセンサはArduinoにつなぐことで,簡単に筋肉の様子を取得できます.
Arduinoへの接続方法はこんな感じです.
データシートにある図を引っ張ってきました.
Arduinoのソースコードはこんな感じです.
int value = 0;
void setup() {
Serial.begin(9600);
}
void loop() {
value = analogRead(0);
}
valueに0~1023の範囲の値が入ってきます.
適当に閾値を定めて,それを越えた時に何かをする操作を書いたりするといいと思います.
そうすると,腕に力を入れたことをトリガーに,何かデバイスを操作したり出来るわけです.
入ってきた値は結構ぶれたりするので,いくつかの平均を取って,その値を閾値と比べるのがおすすめです.
それと,センサの付け方によっても値が結構変わるので,閾値もそのたびに決めたほうがいいかもしれません.
まとめ
MyoWareを使えば,腕・足・肩・お腹などなど色んな筋肉をセンシングすることが出来ると思います.
とりあえずは,腹筋に力を入れた時にLチカしたり(?),肩に力を入れた時にモーター回したり(?)してみてください.
そして,MyoWareを使って何か面白いモノを作ってみてください.
(私にはまだ,いいアイデアが思い浮かんでないので・・・)
ではでは,よいクリスマスを〜〜