読まねばと思い、なかなか読めてなかったのですが、
最近読了できたので学んだことをできるだけ言語化したくこちらを書きます。
今回読んだのは非常に有名な「Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計」です。
書評になります。読書感想文です。
読んでみるといい人
- 仕事でクリーンアーキテクチャをやってるけどよくわからん人
- プログラムを書いている人
- 良い設計や良いサービス開発をしたいと思ってる人
- 少しプログラムがわかる人（の方が多分読みやすいです）
どんな本？
「クリーンアーキテクチャ」という名前がタイトルに入ってはいますが、クリーンアーキテクチャについて触れられるのはほんの一部です。
原理原則について触れ、どういうアプローチをすると改善できるか？などをボブおじさんの意見を絡めて紹介されています。
クリーンアーキテクチャは、過去にあった問題などを含めてそれらを解消するために考えられたとする、設計概念として紹介されています。
またDBやGUI、フレームワークなど、システム開発に関する様々な要因とどう付き合っていくのか？
ビジネスとどうやって同居するのが良いのか？
この辺りにも強く触れられており、大変参考になることが多いです。
クリーンアーキテクチャにも含まれますが、テスト容易性やUI・フレームワーク非依存などの考え方は
別にどの概念においても本来求められる設計だと感じました。
それをどう実現するのか、またどのような懸念があるのか？などについてもいろんなケースで紹介されています。
ただ、何が言いたいかというと、*アーキテクチャのルールはどれも同じである！*ということなんだなとわかります。
感想
まず読んでよかったです。
実は読む前はクリーンアーキテクチャについての本だと思っていました。
ただ実際は良いアーキテクチャとは何か？という点について様々な観点やケースを用いて説明がありました。
「クリーンアーキテクチャ」についても学ぶことはできますが、
「クリーンなアーキテクチャ」、について学ぶことができる本だと感じました。
仕事でプログラムを書く方、仕事以外でもプログラムのどこかに携わっている方は一度読んでみて損はないと思います。
分厚い本ではありますが、それほど複雑怪奇なことが書かれていることもなく、読みづらいことはないと思います。
ただボブおじさんの意見はあくまでボブおじさんの意見であることもあると思うので、
１意見としてみてみるのもいいと思いました。
読む前は読んだ内容を簡単にまとめようと思いましたが、とてもそんなことができる内容量ではないと思います。笑
今度は読みながら章ごとにスクラップを書いていこうと反省しています。
ぜひ読んでみてください。