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Slack APIとLINE Notify APIの比較

Last updated at Posted at 2024-09-18

はじめに

Slack APIとLINE Notify APIの違いについてまとめました。

比較項目 Slack API LINE Notify API
認証方法 トークンをペイロード内で送信 ヘッダー内にAuthorization: Bearer {token}
チャンネルの指定 channelパラメータで指定 チャンネル指定は不要
ペイロード token, channel, textを含む messageのみを含む
成功時のレスポンス確認方法 result.ok(レスポンス内のokを確認) response.getResponseCode() === 200

認証方法

Slack APIでは、APIトークンをペイロードの一部として送信します。一方、LINE Notifyでは、HTTPヘッダーのAuthorizationフィールドにBearer {token}形式でトークンを指定します。この認証方法の違いが両APIの使用方法に影響します。


チャンネルの指定

Slackではメッセージを送信する際、チャンネル名(例: #general)を指定する必要があります。これに対してLINE Notifyでは、メッセージの送信先はトークンによって自動的に決まるため、チャンネル指定は不要です。この仕様のため、LINE Notifyの方がシンプルなコードでメッセージ送信が可能です。


ペイロードの違い

Slack APIでは、ペイロードにtokenchannel、およびtextの3つのキーを含める必要があります。これに対して、LINE Notifyでは送信するメッセージのテキストをmessageキーに持つだけで済みます。LINE Notifyのペイロードはシンプルであるため、開発やメンテナンスが容易です。


レスポンスの処理

Slack APIでは、レスポンスのokフラグを確認することで、リクエストが成功したかどうかを判断します。LINE Notifyでは、HTTPレスポンスコードが200であれば成功とみなされます。このため、LINE Notifyのレスポンス処理はHTTP標準に近く、直感的に扱うことができます。


まとめ

Slack APIとLINE Notify APIの違いは、以下の通りです。

  • メッセージ送信の簡便さ: LINE Notifyはチャンネル指定が不要で、シンプルなメッセージ送信が可能。
  • 認証方法の違い: Slack APIではペイロード内でトークンを送信、LINE NotifyはHTTPヘッダーでトークンを送信。
  • レスポンスの確認方法: Slackはレスポンス内のokフラグを確認、LINE NotifyはHTTPステータスコードで確認。

参考文献

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