1.エンジニアの会とは
はじめに、JDMCエンジニアの会とは何なのかについてご紹介します。
JDMCエンジニアの会は、その名の通りJDMC(日本データマネジメント・コンソーシアム)という団体のコミュニティ事業として、2017年から活動をしています。
JDMCについては、公式Webサイトにある会長のご挨拶をご覧ください。
JDMC公式サイト-ご挨拶
〜会長挨拶より抜粋〜
設立当初より真にデータを活用し、企業の国際競争力に貢献することを目指し、会員企業が自らの枠を超えて積極的にデータマネジメントの普及に向けた活動を行っていただける場の提供とデータ活用のための様々な情報発信を行う団体です。
普段データに触れる立場にいる方、あまりデータに触れないが興味はある方、エンジニアの会と名付けてはいますが、どなたでも気軽に参加いただける交流の場です。
2.立ち上げた背景
JDMCでは、テーマを設定した研究会や、セミナー・勉強会、参加企業による定例セミナーなど、内容の濃い素晴らしい事業が行われています。
しかしエンジニアにとって、そこで得た知識・知見、他社の事例を、自社へ持ち帰って実践することは中々難しく、データ活用の幅が広がらないことを課題として感じていました。
そんな中、エンジニアがなるべく簡単にかつ実際にデータに触れてみる場を作り、手を動かしながらデータ分析を体験できる場づくりをしていこう、ということで「エンジニアの会」と銘打ったコミュニティを立ち上げることになりました。
3.活動内容
このエンジニアの会では、なるべくカジュアルに参加できるイベントを企画し、エンジニアが明日持ち帰って実践できるデータ分析体験をしてもらうことを目標に活動しています。
立ち上げた2018年から2年間は、まず誰もが気軽にデータの収集を行うことを体験することを目標に、オープンデータや、データを収集するアプリケーションなどを活用しながら、小さなデータ分析基盤の仕組み作りをハンズオン形式で行いました。
その後、好評ではあったものの、テキスト通りに作ることに終始してしまうという、課題感も残ったハンズオンからフェイズを変え、「可視化と分析」にフォーカスしたより実践的な場づくりを目指します。
JDMC会員の企業にご協力をいただき、マスキングされたマーケット・顧客データを活用した分析コンテストを計画し、年間を通した活動の中で分析に必要な知識・手法を学び、その集大成として実データを用いたコンテストにより参加者がその知識を発揮する場を提供しました。
この辺りになると、エンジニアの会への参加者も、エンジニアだがデータ分析とは距離のあった人や、データ分析とデータを元にした企画・提案などを職業とする非エンジニアの人など、様々な経歴やスキルを持つ人が集まってきていることが分かってきました。
そこで2021年からは、さらに一歩、現場で使える体験を提供するため、経営に刺さるデータ分析と可視化とは何か、課題設定〜プレゼンまでを体験する取り組みを行っています。
このようにエンジニアの会では、共に学びながら、持ち帰って実践できる体験の場を提供することを重視した活動を続けています。
4.情報発信
情報発信の場としては、JDMCのWebサイト以外にも、エンジニアの会も含めたJDMCジャーナルを公開しています。
こちらでは、各種セミナーや部会の様子、もちろんエンジニアの会の開催レポート、さらには各参加企業様がもつ
知見などに触れられるコンテンツを用意しています。
JDMC公式サイト
JDMCジャーナル
また、こちらのQiitaでも、JDMCエンジニアの会として活動を発信する場としてどんどん投稿していく予定です。
みなさまお楽しみに!
5.終わりに
さいごに、データドリブンな意思決定が重要と言われている時代、JDMCが果たす役割は大きいと感じています。
そのJDMCをカジュアルな側面から支える事業として、エンジニアの会を成長させて行けたらと思っています。
もし、興味を持っていただけたら、お気軽に事務局までお声がけください。
日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)事務局
info@japan-dmc.org