- PC-G850VSからSIOで読み書きできる外付けストレージをつくる
- パソコンとシリアル通信でファイルをやりとりするかわりに、Arduino(同一基板上に実装した互換機)を介してmicroSDに書き込む
- 1GBのSDでもポケコンからしたら無限の容量なのでファイルの上書きはせずひたすら新しいファイルをつくって追記する
構成
microSD <--(SPI)--> ATMega328 <--(RS232C)--> PC-G850
電源回路
- ポケコンの電池の減り具合によってIOポートから供給される電源電圧が4V~6Vの間で変動する
- SDカードの電源は2.7V~3.6Vが要求される
そのため、レギュレータで3.3Vを生成する必要がある。
このへんが使えそう。
ATmega328とmicroSDの間にレベルコンバータを置くのも面倒なので、回路全体を3.3Vで駆動することにする。
ATmega328
Arduino Pro 8MHzのブートローダー書き込み済みのものを使う。
動作
PC-G850VSからの書き込み
- NormalモードでSELECTが押されたら書き込みモードに移行
- RTSをアサートして待機
PC-G850VSへの読み込み
- ボタン操作特になし
- CTSがアサートされたらシリアルに出力する
LCD表示
ノーマルモード
000-0000
10 PRINT
書き込みモード
- 2行目↓が点滅
000-0000
↓WRITING
読み出しモード
- 2行目↑が点滅
000-0000
↑READING
ディレクトリ構造
/SD ROOT
├ /000
│ ├ rev
│ ├ 0001.txt
│ ├ 0002.txt
│ ...
│ └ xx.txt
│
├ /001
├ /002
└ /xxx