ffmpeg で MJPEG on RTP

rfc2435 RTP Payload Format for JPEG-compressed Videoというのがあるので一応標準化された技術なんだけど、ffmpegで動かしてる例が全然見当たらなかった。
h.264が普及した世の中でMJPEG使う意味があるのかよくわからないが、なんとなく気になってしまったので動かしてみた。

$ ffmpeg -re \
-f lavfi \
-i testsrc=duration=600:size=1280x720:rate=7 \
-pix_fmt yuvj420p \
-c:v mjpeg \
-force_duplicated_matrix 1 \
-an \
-f rtp rtp://0.0.0.0:8004

でいけた。

Macのカメラを使うなら、

$ ffmpeg -re \
-pix_fmt uyvy422 \
-f avfoundation \
-framerate 30 \
-i "0:" \
-r 6 \
-pix_fmt yuvj420p \
-c:v mjpeg \
-force_duplicated_matrix 1 \
-an \
-f rtp rtp://0.0.0.0:8004

-pix_fmt yuvj420p は rtpenc_jpeg.c を参考にした。
-force_duplicated_matrix 1 は何を意味してるのかよくわかってないんだけど、libavのML に書いてあった。これがないとRFC 2435 suggests two quantization tables, 1 providedという警告が大量に出てくる。

VLC Player 単体でうまく再生できなかったので、

$ ffmpeg -i rtp://127.0.0.1:8004 \
-vcodec libx264 \
-profile:v baseline \
-level 1 \
-preset veryfast \
-tune zerolatency \
-an \
-f mpegts udp://127.0.0.1:1234

とやって再エンコードしてからVLC Playerから udp://@:1234 を開いたら映像が流れてきた。