はじめに
今回はEC-CUBEの開発環境を構築した時のメモとなります。
こちらの記事を参考としました。
■ 【2020年度版】EC-CUBE の開発環境の作り方
https://qiita.com/nanasess/items/de9f5450717cc8ede51a
環境
■ MacOS
13.5.1
■ チップ
Apple M2
前提条件
・Homebrewがインストールされていること
・EC-CUBE4.2.2がローカルにCloneされていること
■ Homebrew
https://brew.sh
■ EC-CUBE4系リポジトリ
https://github.com/EC-CUBE/ec-cube
1.phpをインストール
※既にphpが入ってい場合は対応不要です!
brewを用いて、phpをインストールします。
phpバージョンを指定することもできます。
brew search php
を利用して、インストールできるphpバージョンを検索してみましょう!
私は、8.0をインストールしました!
$ arch -arm64 brew install php@8.0
php8.0のインストールパスを確認します。
$ brew --prefix php@8.0
# 出力
/opt/homebrew/opt/php@8.0
上で確認したパス(php8.0のパス)を設定します。
$ echo 'export PATH="/opt/homebrew/opt/php@8.0/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
$ source ~/.zshrc
インストールされたバージョンをみると、8.0になっていることを確認しました。
$ php -v
# 出力
PHP 8.0.30 (cli) (built: Aug 5 2023 06:13:26) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v4.0.30, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v8.0.30, Copyright (c), by Zend Technologies
2.Composerをインストール
※既にcomposerが入ってい場合は対応不要です!
brewを用いて、composerをインストールします。
$ brew install composer
インストールされたことを確認します。
$ composer -V
# 出力
Composer version 2.6.1 2023-09-01 13:53:08
3.symfony-cliをインストール
brewを用いて、symfony-cliをインストールします。
$ brew install symfony-cli/tap/symfony-cli
symfonyのインストールを確認します。
$ symfony -V
#出力
Symfony CLI version 5.5.8 (c) 2021-2023 Fabien Potencier #StandWithUkraine Support Ukraine (2023-08-03T11:39:47Z - stable)
ec-cubeのディレクトリに移動し、EC-CUBE4.2.2をインストールします。
$ symfony composer install
$ symfony console eccube:install -n
Symfony開発サーバーを起動します。
$ symfony server:start
http://127.0.0.1:8000
で開発サーバーを起動し、ローカルで実行およびテストすることができます。
サーバーを終了したい場合は、control + c
で終了させます。
最後に
今回は、symfony/cliを利用したのですが、EC-CUBEの開発環境構築については別の方法もあるので、
機会があれば、そちらについてもメモを残していきたいと思います!