はじめに

MacOSでGit初期設定をする方法についてのメモとなります。
(何回やっても忘れてるので...😭)

環境

■ MacOS
14.0
■ チップ
Apple M2

1.Homebrewをインストール

HomebrewはmacOS上で動作するパッケージ管理ツールのひとつとなります。
Homebrewを用いて様々なパッケージをインストールすることができます。

■ Homebrew
https://brew.sh

以下のコマンドでインストールできます。
コマンドが変わる可能性があるので、ホームページで確認するのをお勧めします！

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

Homebrewをインストールしたものの、まだHomebrewが使えないようです、、、
以下のエラーが発生していました。

$ brew -v
zsh: command not found: brew

パスが通ってないことが原因となるため、Homebrewのパスを通すことにより、解決できます。

# 出力
Warning: /opt/homebrew/bin is not in your PATH.
  Instructions on how to configure your shell for Homebrew
  can be found in the 'Next steps' section below.
==> Installation successful!

中略

==> Next steps:
- Run these commands in your terminal to add Homebrew to your PATH:
    echo >> /Users/{UserName}/.zprofile
    echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/{UserName}/.zprofile
    eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
- Run brew help to get started
- Further documentation:
    https://docs.brew.sh

下記のコマンドを実行します。

$ echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/{UserName}/.zprofile
$ eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"

これで、Homebrewのバージョンを確認します！

$ brew -v
# 出力
Homebrew 4.4.16

2.HomebrewでGitをインストール

brewでGitをインストールするため、以下のコマンドを実行します。

$ brew install git

インストールが完了したら、Gitのバージョンを確認してみましょう！

$ git --version
# 出力
git version 2.39.5 (Apple Git-154)

3.Gitアカウントの設定（git config）

これを設定していないと、ローカルリポジトリからリモートリポジトリにpushする度に、
アカウントの情報を入力する必要があります。

最初に設定しておくと便利です！

gitのユーザー名、メールアドレスを以下のコマンドで設定します。

$ git config --global user.name "{GitUserName}"
$ git config --global user.email {GitUserEmail}

登録内容を確認したい場合は、以下のコマンドを実行してください。

$ git config --list

≈4.GitのSSH接続を設定
自分のパソコンからサーバーに接続しているよー！と安全に通信をおこなう一つの手段として、
SSH公開鍵による認証をする必要があります。

まず、SSHキーが存在するのかを確認します。

$ cat ~/.ssh/id_rsa.pub
# 出力
cat: /Users/xxxx/.ssh/id_rsa.pub: No such file or directory

ディレクトリが存在しない場合、SSH公開鍵を作成します。

$ ssh-keygen
or
$ ssh-keygen -t rsa -b 4096 -C "your_email@example.com"

SSHキーをSSHエージェントに追加します。
GitHubなどのリモートサーバーとの安全な接続を確立するために使用されるそうです！

$ eval "$(ssh-agent -s)"
$ ssh-add ~/.ssh/id_rsa

生成されたSSH公開鍵をコピーします。
以下のコマンドを実行すると、SSH公開鍵をクリップボードにコピーしてくれるので便利です。

$ cat ~/.ssh/id_rsa.pub | pbcopy

コピーした公開鍵をGithubに登録します。
登録方法は以下となります。
1.「自分のGithubプロフィール」>「Settings」>「SSH and GPG keys」で「New SSH key」に移動
2.コピーした公開鍵を登録

最後に

ここまですれば、Git初期設定は一通り完了です！