CloudWatchのアラートまで流れ
1. メトリクスの取得
AWS標準メトリクスの使用
標準メトリクス:
AWSはEC2インスタンスやRDSなどのサービスに対してデフォルトでメトリクスを提供する。
これらの標準メトリクスは追加設定なしで利用可能。
カスタムメトリクスの取得
CloudWatch Agentの使用:
標準メトリクスに含まれないカスタムメトリクスやログデータを収集するために、
CloudWatch Agentを使用する。
設定:
CloudWatch Agentの設定ファイルを作成し、収集したいデータを指定する。
ログの収集:
設定ファイルに基づいて、CloudWatch Agentがログを収集し、CloudWatch Logsに送信する。
2. アラートの設定
メトリクスフィルタの作成
ロググループの設定:
CloudWatch Logsに送信されたログデータが格納されるロググループを確認する。
フィルタパターンの設定:
特定の条件(例えば、エラーメッセージを含むログエントリ)をフィルタリングするためのフィルタパターンを設定する。
メトリクスフィルタ:
フィルタパターンに基づいてメトリクスフィルタを作成し、特定のログイベントが発生したことをメトリクスとしてカウントする。
CloudWatchアラームの作成
アラームの設定:
作成したメトリクスフィルタに基づいて、CloudWatchアラームを設定する。
閾値の設定:特定の条件が満たされた場合にアラームを発報するための閾値を設定する(例:エラーメッセージが10分間に1回以上出現した場合)。
アクションの設定:
アラームが発報された場合のアクション(例えば、SNS通知やLambda関数の実行)を設定する。