個人的な備忘録として残しておく
#はじめに
今までコマンドプロンプト上でもlsコマンドを使っていたが、当然だが別のPCだと使えなかった。
そういえばdoskeyを使って
doskey ls=dir
とかで設定したような気がするなと思って試したが、当然だがプロンプトを閉じるとリセットされる。
起動すると自動でマクロを読み込んでくれる方法はないかと探して、できるようになったので手順を描いておく。
以前こんなことをやらずにマクロを設定した気がするので、もっと簡単な方法があるはずだがどうにも思い出せなかった・・・
####1.コマンドプロンプトにもbashrcのようなものがあるらしい
なぜかコマンドプロンプトには同じような機能はないと思っていたが、あったらしい。
コマンドプロンプト上で
cmd /?
を実行すると、
と書いてあった。
これをいじればなんとかなるっぽい。
####2.レジストリエディタでレジストリ変数を編集する
windowsキー+Rで、ファイル名を指定して実行を開いて、regedit
と入力する。
これでレジストリエディタが開かれるので、先ほどコマンドプロンプト上で見たパスを探す。
二つ提示されるうち(おそらく)どちらでもいいので、今回はHKEY_LOCAL_MACHINE\~~~
の方を編集する。
多分規定だとこんな感じになっていると思うので、ここに右クリックで新規追加する。
名前はAutoRun
で、文字列値 or 展開可能な文字列値で設定する。
後はこの追加したAutoRunに右クリック⇒修正を選択し、値のデータにコマンドを書けばコマンドプロンプトを起動したときに実行してくれる。
今回はマクロが目的なので、マクロを記述する。
これで起動するたびにdoskeyしなくてもlsがコマンドプロンプトで使えるようになった。実態はdirだけど。
ちなみに、当然だが、一個のマクロを設定する代わりにマクロを記述したファイルを用意して、
doskey /macrofile=マクロを記述したファイルのパス
とするのも有効。
おしまい