TECH::CAMPとは、未経験からサービスをつくれるエンジニアになるための短期集中プログラミング学習プログラムです。
その中でも、**10週間で未経験からプロのエンジニアとしての就職を目指すTECH::EXPERT**を受講した体験談を記していきたいと思います。
※ こちらは2017年4月開講(11期)の時点での体験談となります。コースの内容等が変更している可能性がございますので、公式ホームページ等をよくご確認ください。
# 【更新】無事に転職しました
# TECH::EXPERTを選んだ理由
## プログラミング未経験から実績を作れる
求人を見ると分かりますが、ITエンジニアとして条件の良い企業に就職するには、プログラミングの経験や実績が必須となります。もちろん、給与や待遇のハードルを下げれば「未経験者歓迎」という求人もありますが、それでは転職する意義があまりないように私は感じました。TECH::EXPERTを受講することで、「1日10時間の勉強を週6日、10週間続けるというハードスケジュールをこなし、WEBエンジニアとして必要なスキルを一通り身につけた」という実績を作ることができます。
## 気軽に質問できる
分からないことがあった場合、何度でもメンターを呼んで質問することができます。また、応用カリキュラムに入ると自分の書いたコードについてアドバイスをもらえるため、自分では気づかなかったより良い方法やコードの書き方を身につけることができます。
就職支援サービスがついている
自分の希望に合った求人を紹介してもらうことができ、内定がもらえるまで面倒を見てもらえます。また、キャリアアドバイザーから雇用条件の交渉や推薦などもしてもらえるようです。
## 周りと協力・競争しながら勉強できる
オンライン学習だと、自分が周りに比べてどれくらいのレベルなのかを知ることは難しいですが、TECH::EXPERTは同じ時期に一斉にスタートし、各自の進捗も確認できるようになっているため、自分のレベルを確認することができます。さらに、同じ内容のカリキュラムで勉強しているため、お互いにつまずいた部分について理解を深めたり協力して勉強を進めていけます。
## 約40万円の受講料が全額キャッシュバックされる
「スケジュール通りにカリキュラムを終えること」「TECH::EXPERTを通じて就職すること」などの条件を満たせば、受講料全額キャッシュバックの対象なります。私にとって40万円は大金なので、俄然、やる気も出てきます。
# 事前に確認しておくべき点
## できればmacのノートパソコンが必要
TECH::EXPERTではweb系エンジニアに必要な技術を学ぶため、macのノートパソコンが望ましいです。実際に受講生の9割以上がmacで勉強しています。自分もWindowsユーザーだったのですが、これを機に下記のmacを購入しました。
参考:Mac PC 推奨スペック
## 最低でも3ヶ月間は無職になる
EXPERTコースでは、ほぼ毎日10時間勉強することになるため、仕事を辞める必要があります。また、ほとんどの人はカリキュラム終了後に就活が本格的に始まるため、再就職までに3ヶ月〜4ヶ月ほどかかりそうです。その間の生活費は事前に確保しておく必要があります。
※ 働きながら勉強したい人向けに週末集中スタイルが始まったようです。ただし、6ヶ月かかる模様。
## 休日はないと思っていた方がよい
受講期間中は**「生活の全てをプログラミングに費やす」ぐらいの覚悟で望まないとスケジュール通りに終えるのは難しいと感じました。スケジュールが厳しく設定してあり、例えばWebアプリケーションコースで1ヶ月かけてやる内容を1週間で行います。よって、1日でも休むと追いつくのが非常に困難になり、結局、日曜日に勉強する必要が出てきます。ちなみに、私の期はゴールデンウィークをはさんでいましたが、全て出席の前提でカリキュラムが組まれていました。
## そもそも適性があるのか見極める
プログラミングは必ずしも時間を費やせばできるようになるものではありません。EXPERTコースの進捗についても、進んでいる人と遅れている人で何週間分も差がついているようです。受講する前に、自分は本当にプログラミングに向いているのかどうか、見極めておきましょう。私のオススメはProgateです。基礎編であれば無料で学習できるので、試しにHTMLやRuby**に挑戦してみてはいかがでしょうか。
## 基本的には自主学習
これはほとんどのプログラミングスクールに共通することだと思いますが、授業や講義のようなものは一切なく、与えられた教材をひたすら読んで自力で勉強していく学習形式となります。もちろん、いつでもメンターに質問できますが、学校や塾のようなイメージを持たれている方は要注意です。
## TECH:MASTERに全てが載っているわけではない
TECH::MASTERという教材を使って学習を進め、基礎カリキュラムについては質問する必要がないくらい懇切丁寧に説明がされています。しかし、応用カリキュラムになると説明が減り、自分で調べないと進めないようになっています。「自分で調べて解決する」というのはITエンジニアとして働くにあたって必要なスキルの一つなので、そのあたりも承知の上で受講しましょう。
## 受講生の年代・性別について
社員の話によると20代後半の方が多いそうですが、自分の期はもう少し若い方が多かったです。また、ITエンジニアは性別によって扱いが変わるような職種ではないと思うのですが、受講生に女性はほとんどいませんでした。