openairパッケージ
もともとは大気汚染データの可視化で作成されたパッケージのようですが、
株価の推移やパブリッククラウドの課金データの可視化にも役立ちそうです。
rmarkdownやshinyでレポートの可視化&自動化をやっている方でしたら便利にご利用いただけるかと思います。
利用手順
ドコモの株価を取得しカレンダープロットしてみたいと思います。
パッケージインストールと読み込み
install.packages("openair")
library("openair")
ドコモの株価取得し、データフレームに変換
install.packages("quantmod")
library("quantmod")
docomo <- getSymbols("9432.T",src="yahooj",auto.assign=FALSE, from = "2000-04-01")
docomo_df <- data.frame(date=index(docomo), coredata(docomo))
カレンダープロット
calendarPlot(docomo_df, pollutant = "YJ9432.T.Adjusted")
以下のようにプロットできます。
横のバーが株価を示しており、カレンダーはそれにあわせた株価の色を示しています。
引数で西暦を指定できます。
calendarPlot(docomo_df, pollutant = "YJ9432.T.Adjusted", year = 2017)
バーの色も指定できます。
以下は株価が高ければ赤、安ければ緑。
limits = で株価の範囲指定もしています。
docomo_df %>% calendarPlot(pollutant = "YJ9432.T.Adjusted", year = 2016, cols = c("#ffffff", "#adff2f", "red"), limits = c(3000, 5500))
```
dataクラスと値さえあれば利用できるのでとても簡単です。
※追記
日本語の列名が入っているとうまく表示されませんね。
Rはここらへんがな~