###はじめに
コーギー犬のお尻が食パンに似ていると一時期話題になりましたね。
人の目と同様にAIでも食パンとコーギーが似ていると判断するのでしょうか??
Microsoft Azureを使用して、コーギーの食パン率を検証してみます。
###検証方法
コーギーと食パンの画像をそれぞれ登録後、コーギーのお尻が食パン率何%くらいになるかテストする。
###Microsoft Azure 準備
※詳細は
https://azure.microsoft.com/ja-jp/services/cognitive-services/
・新規アカウントを取得します。
クレジットカード番号を登録する箇所もありますが、試すくらいであれば無料枠で使用できます。
※使用したらすぐ削除すれば問題なし
https://portal.azure.com/
・ホーム画面
>リソースの作成>新規>AI + Machine Learning>Face
「名前」と「リソースグループ」は任意の名称をつけてください。
▼Microsoft Custom Vision Service を使用して画像を分類する
https://docs.microsoft.com/ja-jp/learn/modules/classify-images-with-custom-vision-service/index
https://www.customvision.ai/projects
ポータル画面を開き、「Newプロジェクト」を選択して設定してください。
そしてためしにコーギーの結果を載せてみると…
なんと食パン率0%!さすがにAIには生き物と食べ物の違いがわかっているようなので、
今度はコーギーのお尻パンを登録してタグ付けをしてみました。
###検証結果
再度コーギーの画像でテストしてみても食パン率は0%でした。
タグ付けの問題なのか、AIが見ているものは人の目と違うのか、
逆に人はなぜ、コーギーを見て美味しそうと思うのでしょうか・・・・・
###おわりに
写真をある程度自分で選定していたので、雑多な画像も含めて登録すればもっと
コーギーの食パン率が上がったかもしれません。
豆大福に見えるハムスター、おにぎりっぽい猫、からあげっぽいトイプードルなど
SNSで話題になったりしますが、人が動物を見て食べ物を連想する心理が気になりました。
画像認識は奥が深いですね。