0
0

More than 1 year has passed since last update.

カラーコーディネーターアドバンスクラス合格体験記

Posted at

先日カラーコーディネーターアドバンスクラスを受験し、無事合格しましたので、
受験の経緯、試験の概要、実際の私の勉強方法について記録を兼ねて共有できればと思います。
(受験者がそう多くはない資格なので、少しでも参考になれば幸いです)

【簡単に自己紹介】

□文系出身、未経験でIT系会社に入社した社会人2年目。
□普段はフロント寄りのシステム開発業務。
□カラーコーディネーターや色彩検定等は勉強したことがなく、知識ゼロ。

【受験の経緯】

□UIやUXに関心があり、人の認知の部分に興味を持ったから。
 …現在フロント寄りの業務を担当させていただいており、特にUIの分野に興味がありました。
  せっかくなら”人の見え方”の部分を少し体系的に学習してみたいと思いました。
□自分の進路に悩んでいるから。
 …今後のキャリアについて自分のありたい姿がイマイチ明確には思い描けていないです。
  フロント寄りの業務に興味はあるが、それが本当に自分のやりたいことなのかがピンときていないため、自分の適性確認を兼ねてさわりだけでも触れてみようと思いました。

#【試験の概要】
□仕事に役立つ実践的な色彩の知識を学ぶことができる試験。
□スタンダードクラスとアドバンスクラスの2クラスに難易度が分かれている。
□試験時間は90分。
□70/100点が合格ライン。
□受験料は7,700円(税込)。
□試験形式はIBT方式またはCBT方式。(私はCBT方式で受験しました)
(公式サイトはこちら)

【勉強方法】

ひたすら公式テキストを熟読(!?!?!?)

2020年にリニューアルされたばかりとのことで、私の受験時はまだ問題集や過去問集等は販売されていませんでした。
そのため、公式で出ているテキストを徹底的に読み込むスタイルで勉強しました。
アウトプットのチャンスがなかなかなく、やや不安な状態で当日試験に臨みました。
現在は問題集が発売されているようなので、アウトプット用にあるとより安心して受験できるのではないかと思います。

そして肝心のテキストなのですが………とにかく分厚くて読みづらかったです……
色のバランスや見え方等、実践的な内容は読んでいて面白かったのですが、章によっては生物や世界史のような内容がメインで書かれており、個人的にはとっつきにくいものもありました。(そしてそういう章に限ってページ数が多かったり…)
トータルで4周することでなんとか頭には入りましたが、一筋縄ではいかなかったです。(勉強時間としては30時間弱)

【試験本番】

□試験申し込み後しばらくして届いたカラーチャートを持ち込みました。(持ち込むことが公式で許可されています)
□4択の選択肢から適切なものを選んでいく形式のため、多少はあやふやでもごり押しは可能でした。(本当はダメだヨ)
□90分の試験時間だが、見直しを含めてもそんなに時間はかかりませんでした。(私は20分くらいで解答完了し退席しました)
□公式テキストの文章の一部がそのまま出題され、虫食い部分を埋めていくタイプの問題が多かったように思います。

【最後に】

□直前で詰め込んだこともあり、ギリギリの点数(78点)で合格しました。
□色に関する知識を浅くですが勉強することができ、やってみて非常によかったなと思いました。
普段の業務ですぐに活かすのは難しいかもですが、ふと町を歩く中でも色に対する見方が変わったように思えてとても楽しいです。また、自分のキャリアを考えるうえでも1つの指標となるような学習だったと思います。
□色彩系の知識がほとんどない方でも、きちんとテキストさえ読み込めば合格は可能かなと思います。
(私はいきなりアドバンスクラスの勉強をしてやや大変だったので、余裕があればスタンダードクラスから受験してもいいかなと思います。)

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0