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AIに支援してもらいながらコーディングできる Visual Studio IntelliCode - Preview を使ってみた

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本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります

はじめに

Visual Studio IntelliCode とは、2018年5月7日(米国時間)に Microsoft Build で発表された Visual Studio の Extension で、現在は Experimental Extention という実験的な位置づけです。AI-powered IntelliSense とあるように、Visual Studio の便利機能(現在では Visual Studio Code 等のエディタにも幅広く実装されている)IntelliSense という入力支援機能を更に強化するものです。
昔、プログラミングは写経のように関数名や変数を1文字違わずエディタに入力し、コンパイラが通ったものを実行するというものでしたが、この IntelliSense によって、文字列の一部を入力すると入力候補が表示されるため一字一句覚えていなくてもなんとなくでコーディングができるようになりました。
その機能を更に AI (IntelliCode は2000以上ある GitHub のリポジトリにあるソースコードのうち、スターが100個以上あるものをもとに機械学習しています。)の力で拡張するというものです。変数の使用間違いも指摘する機能もあります。現時点ではC#のみサポートされています。

動作時に、.editorconfig という設定ファイルを生成します。
どういう仕組みで、何ができるかの詳細については、Introducing Visual Studio IntelliCodeに動画デモもあるのでそちらをご参照ください。

インストール

前提環境

  • Visual Studio 15.7 preview 5 以降
  • 私の環境は下記のとおりです。 2018-05-08_12h42_02.png

2018-05-08_12h38_44.png

エクステンションのダウンロード&インストール

Visual Studio IntelliCode - Preview にアクセスします。
Download ボタンを押すとインストールが開始されます。
2018-05-08_12h08_10.png

2018-05-08_12h06_40.png

2018-05-08_12h07_44.png

つかってみた感想(個人の意見です。)

一般的にはプロジェクトごとにコーディングのお作法(コーディングガイド)があるのですが、そういう細かいことを気にしないでコードが書けるというのは魅力的ではないかと思います。
大規模なプロジェクトで技術者のレベルのばらつきを吸収するために、この機能やLive Share の機能を使うと効果が見込めます。
ただ、Hello World レベルのコードにはあまりその恩恵を実感するのは難しいと思いました。

参考リンク

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