環境について
この記事は、筆者が mac ユーザーのため mac の VSCode を前提として書いています。windows では仕様が異なる可能性があります。
ラクダを出す
VSCode で latexmkrc ファイルを作ると、同じ latexmkrc でも「アイコンがラクダになる + syntax highlight が効く」ものとそうでないものがありました。上がラクダアイコン、下がノーマルなファイルのアイコンです。
この違いは長らく謎でしたが、ラクダアイコンがなくてもlatexmkrc
としてコンパイルには問題なく使えるので放置していました。
それが最近事情あってlatexmkrc
をいじりまくっているときにようやく判明しました。どうやら先頭にマジックコメントとして#!/usr/bin/env perl
というのをつけた後、一回latexmkrc
を閉じてまた開くとperl
のファイルと判断されることによってラクダアイコンと syntax highlight がつくようです。
ちなみに先頭に.
をつけてもつけなくても構いません。逆にラクダにしようとするあまりファイル名をlatexmkrc.pl
などとするとラクダになる代わりにコンパイルで使えなくなるようです。
ラクダマークが無事についたので幸せになれました。
もっと手っ取り早い方法(追記)
記事を書いた後、もっと簡単な方法があることに気づきました。要するにperl
のファイルと認識してもらえばよいので、settings.json
で以下のようにします。
{
"files.associations": {
"latexmkrc": "perl"
},
}
するとlatexmkrc
を閉じたり開いたりしなくても、最初からラクダアイコンが表示されて syntax highlight が効くようになります。
さらに追記
ホームディレクトリに入れるlatexmkrcについてはドットをつけないといけないようです。